SNSを利用した採用手法として注目されている「ソーシャルリクルーティング」。優秀な人材の確保や入社後のミスマッチを防ぐ目的で、一定の効果が期待できます。
本記事では、そんな「ソーシャルリクルーティング」の基本を解説。ソーシャルリクルーティングを実施するメリットや企業事例、成功させるポイントについてもご紹介します。新たな採用手法を模索している企業の採用担当者は、ぜひ参考にしてみてください。
- ソーシャルリクルーティングによって得られるメリットとは?
- ソーシャルリクルーティングで主に利用されているSNSを5つご紹介
- ソーシャルリクルーティングを実施する際の4つのステップ
ソーシャルリクルーティングとは?
少子高齢化が進行し、労働力不足が懸念されている日本において注目されているのがソーシャルリクルーティングという採用手法です。この手法を取り入れている日本企業はまだ多くないため、どのような方法なのか詳細を知らない方も多いのではないでしょうか。
まずはソーシャルリクルーティングがどんな採用手法なのか、基本的な知識を身につけておきましょう。
ソーシャルリクルーティングとは
「ソーシャルリクルーティング」とは、XやYoutube、FacebookなどのSNSを活用する採用手法のことです。日本では2010年頃から採用手法の1つとして認知され始め、現在までにさまざまな企業で導入されています。
求人広告やリファラル採用、人材紹介など従来の採用手法に比べてコストがかかりにくいのがソーシャルリクルーティングのポイント。採用活動をしつつ、ブランディングや企業の認知向上も期待できるのもソーシャルリクルーティングの特徴です。
SNSを通じて求職者とコミュニケーションが取れるため、求人情報としては公にしていない自社の魅力を直接伝えられます。
ダイレクトリクルーティングとの違い
ソーシャルリクルーティングとダイレクトリクルーティングは、利用するメディアが異なる他、リクルーティングの目的が違うのが特徴です。
ソーシャルリクルーティングはSNSを活用した採用手法です。一方、ダイレクトリクルーティングは求人サービスやスカウトサービスなどを利用し、企業側から求職者に対してアプローチを行う採用手法です。
ソーシャルリクルーティングは、必ずしも人材に直接働きかけをするわけではありません。SNSでの情報発信を通じて、自社の魅力を伝える目的で利用する場合がほとんどです。一方、ダイレクトリクルーティングは求職者に対して直接連絡を行い、採用に繋げる目的で利用されます。