■絶対的服従

 1978年夏、キャメロンとジャニスは国道99号沿いの広大な土地を購入し、そこにトレーラーハウスを設置し住むようになった。「ケイ」という奴隷名を与えたコリーンも連れて行った。地下室はなかったため、コリーンは奴隷・性奴隷として働いている以外の時間は、棺桶のような箱の中に入れられて蓋を閉められ、夫婦のベッドの下に押し入れられた。

【閲覧注意】「小箱に詰められた女」事件 ― 7年監禁・拷問“完全なる性奴隷”を育てた鬼畜キャメロン・フッカー!
(画像=コリーンが閉じ込められていた箱。画像は「News.com.au」より引用,『TOCANA』より 引用)

 叫び声など誰にも聞こえないような広大な土地で、コリーンは壮絶な拷問を受けるようになる。チェーンを手首足首をつけられ、少しずつ体を引き伸ばすという拷問器具で痛めつけられるようになったのだ。キャメロンはコリーンを拷問することに夢中になり、ジャニスは次第にコリーンに嫉妬し、嫌うようになっていった。コリーンはジャニスの代わりに拷問を受けてくれる生贄なのにも関わらず、だ。

 誘拐から2年が経つと、コリーンは首輪を外し、敷地内で庭仕事をするようになり、敷地外に出ることも許されるようになった。彼女はすでに自分の意思では行動を起こさない、そうキャメロンは確信していた。事実その通りで、コリーンは敷地の外に出て、多くの人々とすれ違っても助けを求めることはしなかった。それどころか「カンパニーのスパイかもしれない」と誰とも目を合わせず、接触するのも避けた。

 キャメロンはコリーンが完全に洗脳されているのかを試すため、1980年12月のクリスマスの日、実家に電話をかけて「好きな人ができてその人と一緒に暮らしているから心配しないで」と言えと命じた。コリーンは懐かしい父親の声を聞き、涙を流しながらもキャメロンの命令に従った。「助けて」とは言えなかった。

 絶対的に服従する奴隷を手にいれたと大喜びのキャメロンは、ジャニスが家を開けるたびにコリーンを強姦しまくるようになっていく。やがて、拷問よりも強姦する方が多くなっていった。