ジーコと伝説を作った名選手は医者

かつてサッカー日本代表監督も務めたジーコは、王国ブラジルでもトップクラスの伝説的選手です。ブラジル代表では、ファルカン、トニーニョ・セレーゾ、ソクラテスとともに「黄金の中盤」を形成し、世界を席巻したことでも知られます。

ファルカンやセレーゾは日本代表やクラブでもなじみがありますが、唯一接点のないソクラテス。彼は実は医師免許を持つという文武両道の人でした。

192cmという長身に対し70kgの細身の体型から「マグロン(痩せっぽち)」などとも呼ばれましたが、ブラジルのクラブのほか、セリエAのフィオレンティーナでも活躍した名選手です。

しかし、医者でありながら、2011年に57歳という若さで亡くなっています。原因は長年の飲酒と喫煙による内臓へのダメージとされており、もっともケアのできそうな人が4人の中で最初に旅立ってしまったのいうのは何とも皮肉は話です。

火星には、「スシ」、「サシミ」と名付けられた岩がある

NASA(アメリカ航空宇宙局)は火星で発見された岩に非常に変わった名前をつけて話題となりました。

2004年、アメリカの火星探査機スピリットとオポチュニティが火星着陸に成功し、探査を進めていました。その過程で火星表面にある岩の成分を調査していたのですが、そのとき、最初に調べしようとした2つの岩に「スシ」「サシミ」と日本の料理名を名付けました。おそらく形が似ているからそのように呼ばれたのでしょう。しかし、これらの岩は砂やほこりがたくさんついていたため、調査対象からは外れたそうです。

また、NASAはこれらのスシやサシミが発見された一帯を「ワサビ地区」と命名しました。スシとサシミからの連想だと思われますが、日本食ファンの局員がいたことがわかるエピソードです。