『クロロホルムを吸わせて相手を眠らせることは、ほぼ不可能!?』
寝落ちするつもりでつい最後まで聞いてしまう、面白雑学動画!
驚きの雑学の数々を、フリーアナウンサー大橋俊夫氏の朗読とともにお楽しみください。
フリーアナウンサー大橋俊夫氏の朗読とともに、誰かに話したくなる雑学の数々をお楽しみください。
こちらは動画の内容の書き起こし記事です。
音声と一緒にお楽しみください。
メジャーリーグでは、ピッチャーがバッターにボールを当てても謝ってはいけない
プロ野球の試合でやってはいけないことは、もちろんルールブックに書かれていますが、中には暗黙の了解として、記載がないにも関わらず、選手内で守る必要がある「アンリトンルール」と呼ばれる非公式ルールがあります。アメリカのメジャーリーグではこのアンリトンルールが実に140ほどもあるそうで、選手たちはこのルールを守りながら戦っています。
たとえば、ピッチャーがバッターにボールを当てても謝ってはいけないというものがあります。これは、デッドボールはピッチャーが勝負を挑んで際どいボールを投げた結果、たまたま当たってしまったもので、その報いとしてランナーが塁に出るというペナルティを受け、立場はイーブンであるという考えから生まれたのだそうです。
他にも、大差がついている試合では、勝っているチームは盗塁してはいけない、ノーヒットノーランや完全試合になりそうな試合では、やられている側はバントヒットを狙ってはいけない、などがあります。これらは相手チームをリスペクトするという意味合いで作られたものです。これを破ってもルール的には問題はありませんが、わざとデッドボールを与えてくるなどの報復措置を受ける可能性があるようです。
讃岐うどん店でおなじみのセルフ方式が誕生したのは、香川ではなく岡山
香川県にある讃岐うどん店では、利用客自身でうどんを茹でて、サイドメニューや薬味を盛り付けて食べる「セルフうどん」という方式を取っているところをよく見かけます。このシステム、讃岐うどん店で多く見られることから、当然香川県で誕生したと思いがちですが、実は瀬戸内海を渡った岡山県の店が初めて取り入れたシステムでした。
そのお店とは岡山市にある「手打ちうどん 名玄」で、1976年の創業当初からこのスタイルでした。これは、うどん1杯100円という価格を最初に決めたため、それが成り立つにはどのようにすればいいか考えた結果、採用したものだそうです。
最初は、なかなかこのシステムを理解してもらえず、説明するスタッフをわざわざ配置するなど、苦労したそうですが、大人よりも子どもたちがこのシステムに興味を抱いて楽しんだことから、次第に家族連れのお客さんが増えてきて、人気店になっていきました。
人件費を抑えることでお客さんに安くうどんを楽しんでもらえるということから、セルフスタイルは、岡山県内はもとより、瀬戸内海を飛び越えて香川の讃岐うどんに取り入れられるようになりました。