人間の脳を食べるアメーバがいる
2020年、アメリカで湖で泳いでいた2人の少年が、その数日後に亡くなるという事件が起こりました。なぜ彼らが亡くなったか調査した結果、フォーラーネグレリアというアメーバが鼻などから脳に到達したことが原因とわかりました。
このフォーラーネグレリアは別名「脳食いアメーバ」と呼ばれ、脳に到達すれば「原発性アメーバ性髄膜脳炎」と呼ばれる炎症を引き起こします。そして脳を破壊して患者を死に至らしめますが、その期間はわずか5日間ほどだそうです。
この症状は子どもに限らず、大人でも起こるそうで、アメリカでは年間十数人ほどがこのアメーバが原因で亡くなっているそうです。感染すると死亡率も高く、現在のところわずか5人ほどしか生存例が報告されていません。
このアメーバの発生原因として、地球温暖化による、湖などの水温上昇があるそうで、もしかしたら、今後日本にもこのようなアメーバが誕生するかもしれません。川や湖で泳ぐ際には要注意です。
ブラジルで、二日酔いの人にハンバーガーを割引するキャンペーンがあった 2023年、ハンバーガーチェーン、バーガーキングがブラジルで面白いキャンペーンを行ったことで話題となりました。
そのキャンペーンとは、二日酔いのお客さんにハンバーガーを割引で提供するというもので、スマートフォンの公式アプリで自分の顔を撮影して、顔認識技術を使って二日酔いかどうかを測定し、二日酔いであれば、そのアプリにクーポンが配布されるというシステムです。
しかも、その二日酔いのレベルによって、クーポンがもらえるハンバーガーのランクも上がるそうで、もっとも低いレベル1だと「ワッパージュニアダブル」、レベル2は「ワッパー」、もっとも高いレベル3は「ワッパーダブル」のクーポンがもらえました。
この撮影した自分の顔写真はSNSを通じて投稿することも可能でした。こんなユニークなキャンペーン、日本でも行われるといいのにと思ってしまいますね。
昔、国道には特別の「特」がついた「特1号線」があった
国道といえば通常、1号線や58号線、507号線など、数字だけの番号で振り分けられていますが、かつては特1号、特2号と、頭に特別の「特」という字がつけられた国道も存在していました。
これは大正時代に整備された軍事国道に割り振られた番号です。軍事国道とはその名の通り、軍事的な目的で作られた国道で、終戦時には全部で41路線が存在していました。
この軍事国道、当時の陸軍が管轄する演習地や要塞、砲台へアクセスしやすいように設置されたため、本土にはもちろんですが、要塞が置かれていた離島に多く見られました。現在国道が通っていない小笠原諸島にもあったそうで、太平洋戦争終戦の1945年に主要4島以外にあった国道は、淡路島と沖縄本島のものを除きすべて軍事国道でした。
戦争が終わり、軍事国道はその役目を終え、1952年から新しく国道が指定されたために、それらは、ただの道へと戻りました。