泉ピン子は、40歳のときに女子高生役を演じていた

ベテラン女優の泉ピン子。今まで映画やドラマなどで様々な役を演じてきましたが、その中でも異色だったのは、1987年放送の連続ドラマ『おんなは一生懸命』。ある女性が女優として活躍するまでの姿を描いた橋田壽賀子脚本の作品ですが、この中で泉ピン子は体当たりの演技をして話題を呼びました。それは当時40歳だった泉が、女子高生の役を演じているというものでした。

40歳が女子高生を演じるということで見た目や話し方の違和感は当然あったにも関わらず、泉は見事にその役を演じきったそうです。しかもすごいのは、これがワンシーンというわけではなく、数話に渡って演じていたということです。

このドラマ、視聴率も20パーセントを超えていたそうで、そう考えると、泉ピン子の女子高生の演技もあまり違和感を感じさせないものだったのかもしれません。その姿はネットで探せば見ることもできますが、みなさんはどう思われるでしょうか。

オーストラリアには、国民5人の小さな国家がある

オーストラリア南東部のシドニー近くに位置するモスマンという市に、2004年、ある「国」が独立しました。その国の名前は「ワイ公国」、ポール・デルプラット1世という人物が国家元首で、彼が住んでいる面積およそ700平方メートルの自宅の敷地が領土、彼とその妻、そして3人の子どもの5人を国民とした、あくまで自称の国で、当然、オーストラリアはもとよりどこの国も国家として認めていません。

なぜ、このような国を作ったかというと、1993年にモスマン市の都市開発計画によって、すべての住宅の周辺の道路を舗装させることが決まりました。ポールも舗装の申請をしましたが、市の手違いによりこの申請が却下され、それに対して激怒したポールが、ワイ公国を独立させたというわけです。

このワイ公国、オーストラリアには認められていませんが、なんとモスマン市はこの独立を認めています。しかし、このきっかけとなった道路舗装は、公共利用に支障が出るという理由により、まだ実現していないとのこと。ワイ公国の抵抗はまだまだ続きそうです。