脚立を一番上でまたがった状態で使うのは危険

高いところの作業を行うときに、よく脚立を立てて、その上にまたがる人がいるかもしれませんが、実はこのやり方、非常に危険で脚立メーカーからも推奨されていないことはご存知でしょうか?

実は脚立には転倒しやすい方向としにくい方向とがあります。横に開いたときの横方向は転倒しやすい方向にあたります。すなわちまたいだ状態で使っていると倒れてしまう可能性が非常に高まってしまいます。同様に上に立ったり、座って作業するのも危険ですので避けたほうがいいそうです。

脚立を安全に使うには、脚立のはしご部分を前後に来るように立てて、天板を含め上から3段目の部分に乗り、天板などに身体を当てて安定させた状態にすることが重要です。またその際には必ず開き止めの金具をロックしなければいけません。詳しくは脚立製造メーカーのホームページなどに安全な乗り方などが掲載されているので、それを参考にしましょう。

生パスタと乾燥パスタは、原料も違う

生パスタと乾燥パスタの違いをちゃんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。多くの人は生パスタを乾燥させると乾燥パスタになると思われてるかもしれませんが、実は生パスタと乾燥パスタ、製造方法はもちろん、使われる食材も違うのです。

乾燥パスタは粗挽きにした硬めの小麦に水を加えて作りますが、生パスタは柔らかめの小麦に水や油、卵を加えて作ります。これは乾燥パスタは保存しやすいために高い温度で短時間で乾燥させるため、水分はあまり含ませずに作ります。対して生パスタは柔らかくもちもちとした食感を出すために卵などの素材も使われるというわけです。

このような違いがあるためか、イタリアではこの2種類のパスタはまったく別の食べ物とみなされています。またイタリア北部では生パスタ、南部では乾燥パスタが好まれています。これはそれぞれの地方で栽培されている小麦の品種が違うということが理由だそうです。

今度イタリア料理を食べに行く機会があれば、これらのパスタの違いを確認しながら食べてみてはいかがでしょうか。