眠る前に聞いておきたい、面白雑学動画!
驚きの雑学の数々を、フリーアナウンサー大橋俊夫氏の朗読とともにお楽しみください。

提供元・ QUIZ BANG

聞くトリビアとは?
睡眠導入、作業用BGMに最適な「耳で楽しむ」雑学コンテンツをお届けします。

こちらは動画の内容の書き起こし記事です。

音声と一緒にお楽しみください。

ネコにマタタビを与えても安全

ネコにマタタビを与えると、まるで人間がお酒を飲んだときのように酔っ払った状態になって興奮したり、トロンと床に倒れ込んだりする姿が見られます。そんな様子を見ているとネコにとってマタタビをあげることは本当に安全なのか、依存性があるのではないかと思ってしまいます。しかし、最近岩手大学と名古屋大学などの研究グループが、マタタビは安全であるということを解明しました。

研究グループは、マタタビに依存性はないか、ネコにストレスを与えないか、体に悪い影響を与えないかという3つの点から調査をしましたが、どの点も問題なく単にネコを幸せな気持ちにしてくれる優れものでしかないということがわかりました。

またこの研究グループは、ネコに手軽に幸せな気持ちになってもらうために、マタタビの成分を抽出してスプレーを作り商品化しました。これを使うことでどんなときでもネコにマタタビの効果を与えることができるそうです。ネコをかわいがっている人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

客がお店の人に対して「おあいそ」というのは、マナー違反

なじみの飲み屋や飲食店に行ってお勘定をお願いするときに「おあいそ」と店員さんに言う人も多いのではないでしょうか?実はこの「おあいそ」、お客さんが使うのは本来はマナー違反だったりします。

「おあいそ」は漢字では「愛想をふりまく」の「愛想」と書きます。「愛想」とはもともとは相手に対する好意や信頼のことで、「おあいそ」とはもともと「愛想を尽かす」を略したものに、丁寧な「お」をつけたものです。

かつては「おあいそ」という言葉は、お店側がお客さんに勘定を支払ってもらうときに、「愛想を尽かすようなことで申し訳ありませんが、お会計をしていただけませんでしょうか」という意味の言葉でした。それが簡略化されて、「お愛想をお願いします」、「おあいそ」となっていきました。すなわち、お店側が使うことが正しい言葉というわけです。もし、お客さんが店員に「おあいそ」と言うと、「この店には愛想が尽きたから、早く勘定してくれ」という意味になってしまいます。

現在では、本来の意味合いを気にするお店も少なくなってきているので、そこまで問題にはならないと思われますが、気になる人がいれば「お会計」など他の言葉に言い換えてみてはいかがでしょうか。