北海道では、秋の花見「観楓会(かんぷうかい)」が行われる

花見といえば、春に桜を見ながらお酒を飲むなど宴会を行うものというイメージが強いかもしれませんが、北海道では秋に「観楓会」と呼ばれる花見会が行われます。

「観楓会」の「楓」とは「かえで」という漢字で、文字通り「かえでを観る会」というイベントです。ただ、カエデやモミジの木の下でお酒を飲むということではなく、仲間が集まって温泉に行き、旅館などで宴会を行うというものです。またこの観楓会、友達同士というよりは職場単位で行われることが多く、会社が終わってからそのまま温泉に行き、夜に宴会をしてそのまま一泊するというちょっとした社員旅行みたいなものになっています。最近では温泉に行かず、ススキノなどの歓楽街で日帰りで手軽に済ませることも多いらしく、紅葉は一切関係ない飲み会と化しています。

春が短い北海道、お花見がなかなかできない鬱憤をもしかしたら秋に晴らしているのかもしれませんね。

運転免許証の番号を見れば、何回紛失したかがわかる

運転免許証には12ケタからなる免許証番号が掲載されていますが、これを見ると過去に免許証を紛失したり盗難されたりした回数がわかるというのはご存知でしょうか。

実は免許証番号の12ケタ目、一番右側の数字は過去に紛失などにより再発行した回数を指してています。過去に再発行したことがなければ「0」、1度再発行したことがある人は「1」と再発行するたびにここの数字が増えていきます。もし10回以上再発行した場合は再び「1」に戻ります。

ちなみに他のケタに書かれている数字は、1ケタ、2ケタ目は最初に免許が交付された都道府県の公安委員会の番号、3ケタ、4ケタ目は最初に運転免許証が交付された西暦の下2ケタ、5ケタ目から10ケタ目は公安委員会が独自に管理している数字、そして11ケタ目は「チェックディジット」と呼ばれる入力ミスを確認するための検証用数字となっています。すなわち、12ケタ目以外の数字は最初に交付されたときから変わることはありません。

もし誰かに免許証番号を見られたら、この人は過去に何度免許証を紛失したことがあるんだな、ということがわかられてしまうので、ご注意ください。