財布を落としたりしてお金がなかったら、交番で交通費を借りることができる

どこかから帰ろうとして電車に乗ろうとしたとき、財布が見つからずお金がない、なんてことを経験した人もいるのではないでしょうか。もしそんなときは交番に駆け込んでみましょう。場合によっては交通費を貸してもらえるかもしれません。

警察には「公衆接遇弁償費」なる制度が設けられています。これは財布を落としてしまったり盗難に遭ったときに警察からお金を借りることができる制度で、帰宅に必要な交通費や事故にあった人を助けるためにかかるお金を借りることができるものです。

もしお金を借りたい場合は、交番などに行って現状を説明してください。そうすると警察官がお金を貸せるかどうかを審査されます。そして認められれば書類に名前と住所などを書くことでお金を借りることができます。

もちろん借りたお金なので、後で返す必要があります。もし返さなければ逮捕される可能性もあるので気をつけましょう。また借りられるお金は原則、最高1000円までと定められています。財布を無くした際は、そのことを理解したうえで、交番へ向かってください。

ネコも認知症になる

認知症といえば人間特有の病気と思われがちですが、実はネコも同じように認知症の症状が見られることがあります。

認知症の原因として脳に老廃物が蓄積して神経細胞を傷つけることにより、脳全体が萎縮していき認知機能に障害を引き起こすアルツハイマー病によるものが多いと言われていますが、人間と同様にネコにもこのアルツハイマー病による脳の変化が起こることがわかっています。実際に一部のネコは10歳を過ぎる頃から認知機能の低下が見られ、15歳以上では半数程度には何らかの症状が見られるようになります。

ネコが認知症になると、夜などに突然きっかけもなく大声で鳴き出したり、意味もなく長時間鳴き続けたりします。また時間の感覚がなくなり昼夜逆転の生活をしたり、食事をしたことを忘れてお腹が空いたと鳴き出すこともあるそうです。他にもトイレの場所がわからなくなっていろんな場所で排泄をしたり、無意味にうろうろと歩き回ったり、急に攻撃的になるなど、人間とよく似た症状も見られます。

現在のところ人間と同じように、認知症を治す方法は今のところはありません。ただ、飼っているネコが認知症にならないために、適度に脳に刺激を与えるぐらいにコミュニケーションをとったり、ストレスを与えない生活を送らせてあげたほうが良いとされています。