京都府亀岡市では、「燃えるゴミ」を「燃やすしかないゴミ」という

京都府の中西部に位置する亀岡市。保津峡下りや嵯峨野トロッコ列車などの拠点としても知られていますが、この市では2023年4月から、ゴミ問題の解決を目的に、家庭ごみの「燃えるゴミ」の名称を変更しました。

その名前は「燃やすしかないゴミ」というもので、リサイクルできないなど、どうしても燃やして処分することしかできないゴミだけを出して欲しいということを強調するための名称変更だそうです。また同様に「埋め立てゴミ」も「埋め立てるしかないゴミ」と変更し、市民に対する意識改革に期待するようです。

また、亀岡市ではこれら以外にも紙、草木、小型金属という新しい区分を設けて細分化し、ゴミの量を減らすことへつなげていくということを発表しています。今回の亀岡市の名称変更が果たして実際にゴミの減少につながるか、今後が注目されます。

ピアノの詩人ショパンは、練習は1日3時間以内と指導していた

「ピアノの詩人」と呼ばれ現在でも人気の作曲家ショパン。彼は27曲もの練習曲を残し、ピアノ教師としてもその名が知られていました。「ピアノの詩人」と呼ばれるだけあって、かなりの練習を繰り返して登り詰めたのだろうと思いきや、実は1日3時間以上は練習せず、生徒たちにもその方針で教えていたそうです。

というのも、ショパンは頭が回っていない状態では練習しても意味がないと考えていて、1日3時間以上、だらだらと練習しても、身につかないという理由でこのように指導し、自らも実践していたというわけです。

また、ショパンは教える際には「必ず良い楽器を使って練習すること」とアドバイスしていたそうです。良い楽器を使うことでより美しい音を出そうという思いが強くなるため、練習にも身が入るからということでしょう。

ショパンの練習法は、決して根性論ではない、科学的なアプローチにのっとった効率的なものでした。だからこそ指導者としても大成したのかもしれません。