ダイオウイカの寿命は、意外に短い

世界最大のイカの品種、ダイオウイカ。あれだけ大きいのであれば寿命も相当長いのではないかと思いきや、3年から5年ほどと、けっこう短かったりします。

ダイオウイカはわずか1mmほどの小さな卵から生まれてきて、短い寿命の中で10mの大きさにまで成長します。一部の研究者の間ではこの急激な成長が寿命の短さに影響しているのではないかと言われています。

ただ、基本的にイカやタコは寿命が短い傾向があるそうで、通常のイカの寿命は1年ほどと、かなり短命です。メダカでも2~3年、金魚も10年から15年くらいだそうですから、ダイオウイカの寿命はやはり短く思えます。

ダイオウイカは深海に生息しているため、全体としてあまり発見数も多くなく、実のところ研究はまだそれほど進んでいません。もしかしたら、われわれが知らないところで、より長く生きているものがいるかもしれません。

ムダ毛を剃っても、毛は濃くならない

ムダ毛をカミソリなどで自己処理すると毛が濃くなるという話を聞いたことがあるかもしれません。それを恐れてムダ毛をそのままにしている人もいるでしょう。しかし、実際に毛が濃くなるということはないそうです。

ではなぜ濃くなるという話が出てきたかというと、本来、毛の先端は、刺激を受けたりして自然と細く丸くなっていきますが、カミソリで毛を剃ると、その毛の断面が出てくるため、丸くなっていたときよりも太く濃く見えてしまいます。ムダ毛を剃ると濃くなるというのは、目の錯覚が起こした思い込みで、実際にはまったく濃くなっていません。

とはいえ、たとえ毛が濃くならなくても錯覚でそのように見えているのであれば、結局同じではないかいう意見もあるでしょう。もし、気になるのであれば、肌への刺激が少ない除毛クリームを使えば、たとえムダ毛が抜けても断面が見えないため、濃く見られることもありません。