■監視カメラが捉えた衝撃映像
スザンヌが消えて3日後、CCTVの映像をルーティンチェックしていたスティーブンのアパートの管理人は、衝撃的な映像が記録されていることに驚き、警察に通報した。その映像とは、スティーブンが逃げ惑うスザンヌを押し倒し、クロスボウで矢を撃ち殺害する様子、そしてスザンヌの体を自分のアパートに引きずり込んだ後、CCTVの前に戻りカメラに向かって中指を立てる姿を鮮明に記録したものだった。

(画像=画像は「Murderpedia」より引用,『TOCANA』より 引用)
通報を受けた警察はすぐにスティーブンを逮捕。スティーブンは抵抗することなく警察署に連行され、スザンヌ殺しを認めた。動機は「人間嫌いだから」。スザンヌが行方不明になってから4日後、エア川からリュックサックに入れられたスザンヌの頭部が発見された。頭部には矢が刺さったままで、皮は全て剥がされていた。他にもバラバラにされた遺体が発見され、イギリスの新聞は「猟奇殺人」だと大々的に報じた。
エア川からは、バラバラになったシェリーの遺体も発見され、スティーブンはシェリー殺しも認めた。さらに家宅捜索の結果、寝室とバスルームで発見された血痕の一部が、11ヶ月前に失踪したスーザンのものとも一致した。証拠を突きつけられたスティーブンは、あっさりとスーザン殺しを認めたものの、遺体遺棄場所は明かさなかった。

(画像=画像は「Murderpedia」より引用『TOCANA』より 引用)