エレベーターも実際に乗ってみて確認
エレベーターも重要です。最低でも50戸から60戸に1基程度は必要ですし、特に高層マンション、超高層マンションでは、台数が少ないと通勤時などに困った事態になりかねません。エレベーターがなかなか来なかったり、すぐに乗れなかったりして、1階に降りるまでに時間がかかって、遅刻の原因になりかねないのです。
さらに、防犯カメラがキチンとついているか、エレベーターのかごに窓がついていて、外部から見えるようになっているかなど、防犯面もチェックしておきたいところです。築年数の長いマンションだと、エレベーターも年代物で、ドアの開閉に時間がかかったり、速度が遅く、目的階に行くまでに時間がかかったりします。築古物件では最新の仕様に改善されているかどうかを確認しておきましょう。
マンションによっては、「2戸1」と呼ばれる、同一フロアの住戸2戸に対して、共用階段とエレベーターを1カ所ずつ備えたタイプの物件があります。共用外廊下がなく、同じエレベーターを使うのは、同じフロアでは2世帯だけになります。顔なじみになりやすく、コミュニティの形成に役立つとともに、プライバシーや防犯面などで安心感があります。