ジェームス・レイニンガー
米ルイジアナ州出身の4歳の少年、ジェームス・レイニンガーは自分がかつて第二次世界大戦の戦闘機パイロットであり、1945年にアメリカが占領を目指して戦った硫黄島上空で撃墜されたと話すようになった。
彼は第二次世界大戦の航空機について、幼い者には知ることのできない詳細を知っていた。たとえば彼の母親が模型飛行機の底にある物体を爆弾と呼んだとき、ジェームスはそれが燃料タンクであると彼女の間違いを訂正した。また当時の日本軍の戦闘機・零戦についてもよく知っていた。
ジェームズは前世ではナトマ号という名前の船から飛び立ったが、それは護衛空母「USSナトマ・ベイ」であり、ジェームズは前世でもジェームスという名であったと話したが、衝撃的なことにUSSナトマ・ベイの戦隊には、太平洋上で戦死したジェームズ・ヒューストンというパイロットがいたのだ。