マイホーム取得の絶好の機会の到来か

 それに対して、1.00%の金利引下げだと、当初10年間の毎月返済額は14万212円に減少しますから、返済負担率は年収600万円で28.0%、年収800万円で21.0%、年収1000万円では16.8%に低下します。これなら、年収600万円でも上手にやり繰りすれば何とかなる範囲ですし、年収800万円、年収1000万円であればゆとりをもって返済できるのではないでしょうか。11年以降は返済額が多少増えますが、10年が経過すれば、収入もある程度増加を期待できるでしょうから、そんなに負担にはならないはずです。金利引下げが大幅に拡充されるこの機会を利用して、ぜひ上手にフラット35を活用してマイホームの取得を考えてみてはどうでしょうか。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

提供元・Business Journal

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