変動金利型より固定金利型希望者が増加
先のLIFULL HOME’Sの調査で、今住宅を購入する場合、住宅ローンの金利タイプは何を選ぶかと聞いたところ、図表3のようになっています。現状では7割から8割の人が変動金利型を利用していますが、これから買うのであれば、考え方がかなり違ってきます。変動金利型という人は22.5%にとどまり、固定金利型が合計67.0%と、固定金利型が多数派になっているのです。
固定金利型も固定金利期間が2年から35年以上までさまざまですが、なかでも、5年~10年が23.3%と最も多くなっています。固定期間が長くなるほど金利が高く、固定期間が30年、35年になると金利2%前後ですが、固定期間5年~10年なら1%前後で利用できます。
その後のことは少し不安が残りますが、5年~10年あれば収入も上がり、買った住まいの資産価値も高まる可能性があるので、問題ないのではないかと考える人が多いのでしょう。こうしたデータを参考に2024年の住宅購入、住宅ローン利用を考えてみてはどうでしょうか。
(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

(画像=(資料:LIFULL HOME’S「住宅ローンに関する意識調査」),『Business Journal』より 引用)
提供元・Business Journal
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