金利上昇時代に安全な金利タイプは?
この結果をみると、年収の高い人ほど、低金利や住宅ローン減税の有利なうちに購入し、年収がさほどではない人は取り残されてしまい、年収による資産格差がますます広がりそうです。年収がさほどではない人も、頑張ってマイホームを取得、持家派の仲間入りを果たしていただきたいものですが、そのためには住宅ローンの活用が不可欠です。その住宅ローン、金利が上がりそうですから、変動金利型だと借入後に金利が上がって返済額が増えてしまうなどのリスクがありますから、できればリスクのない固定金利型を利用するのが安心です。
とはいえ、先に触れたように、変動金利型なら0.3%台、0.4%台で利用できるのに対して、固定金利型で固定期間の長いタイプは2%前後の金利ですから、悩ましいところですが、やはり金利上昇リスクを考慮して、固定金利型のほうがいいのではないかと考える人が増えているようです。