9.『ナスカとパルパの地上絵』

(画像=『たびこふれ』より 引用)
1994年に世界遺産に登録された、ペルーを代表する世界遺産のひとつ。イカ州ナスカ台地とパルパ平原に広がる大地のアートは、ナスカ文化(紀元前100年~紀元700年ごろ)のものだけでなく、近年その前身とされるパラカス期(紀元前700年~100年ごろ)のデザインも次々に発見されています。多くの地上絵が上空からしか確認できないほど巨大であったことから、「宇宙人によって描かれた」など荒唐無稽な説も登場しましたが、現在では拡大法で描けることが証明されています。ナスカを始め、イカやピスコからもナスカの地上絵見学フライトが就航。
10.『アレキパ市の歴史地区』

(画像=『たびこふれ』より 引用)
2000年、ユネスコの文化遺産に登録。街には近郊の火山から採取されたシジャールという白い火山岩を建材に用いた建物が並んでおり、その美しさから「白い街」と呼ばれ親しまれています。白亜の「アレキパ大聖堂」や「シエナのサンタ・カタリナ修道院」、「サン・ラサロ地区」などの見どころのほか、シジャール造りの屋敷を利用したピカンテリアと呼ばれる郷土料理店が軒を並べ、地元市民のみならず旅行者の胃袋を捉えて離しません。また、コンドルの聖地として有名なコルカ渓谷への拠点にもなっています。