7.『チャビンの考古遺跡』

(画像=『たびこふれ』より 引用)
アンカシュ州にあるチャビン・デ・ワンタル遺跡は、紀元前1200年頃から200年頃に栄えたチャビン文化を代表する遺跡。石造りの神殿内部は迷路のような構造になっており、その奥には御神体と思われるランソン(大きな槍の意)像が安置されています。前述のワスカラン国立公園同様、1985年に世界文化遺産に登録されました。
8.『チャン・チャン遺跡地帯』

(画像=『たびこふれ』より 引用)
ペルー第3の都市トルヒーヨ郊外に位置するチムー王国の首都遺構で、1985年に文化遺産と危機遺産に登録されました。広さ約20平方キロメートルを有すアメリカ大陸最大の都市遺構で、高い壁で囲まれたシウダデーラ(城塞)が10か所確認されています。現在はそのうちの1つである「ニカン」のみ公開されており、壁に彫られたラッコや魚、ペリカンなどのレリーフは一見の価値あり。儀式の広場やチムーの最高神とされる月を崇めた池、王の墓地などがあります。