ナツメグの毒性2
幻覚症状以外の副作用
このようにナツメグには注意すべき毒性があります。ナツメグの副作用としては幻覚症状以外にもいくつかの種類があります。ナツメグの大量摂取による他の主な症状と対策の方法を紹介します。
ナツメグの幻覚以外の副作用
ナツメグによる副作用は接種後の1時間から8時間後に症状が出ると言われています。幻覚症状以外には、低血圧になったり、呼吸が不規則になったりなどがあります。また胸部の圧迫を感じることもあるようです。また神経系には興奮や不安、多幸感などのさまざまな症状があります。
家庭での対処法
家庭で出来る大量摂取による副作用の対応としては、嘔吐するという方法が効果的なようです。また可能であれば医療機関での診断も受けたほうがよいでしょう。医療機関では胃洗浄などの処置を受けることもあります。
致死量ラインは子供が根拠
ナツメグの最も気をつけるべき毒性として致死量があります。これは先にも触れたとおりナツメグ2個が致死量ラインとされています。このナツメグ2個の致死量というのは8歳の子供の死亡が根拠とされています。大人以上に子供はナツメグの摂取には気をつけた方がよいです。
ナツメグの栽培
ナツメグの栽培を紹介
少し怖いナツメグの毒性について説明しましたが、基本的に大量に摂取をしなければ問題ありません。大量に摂取せずに通常の使用であればむしろ健康効果の方が大きいです。健康効果の大きいナツメグを日本で栽培できるのか、ナツメグの栽培について紹介します。
日本での栽培は難しい
ナツメグは寒さに弱く10度以下の環境では栽培に適しません。逆に言うと年間を通じて10度を下回らない環境であれば栽培は日本でも不可能ではありません。しかし、日本ではナツメグの栽培は難しいと考えられているようです。その理由は大きく2つにわけられます。
ナツメグは雌雄異株
ナツメグの栽培が日本で難しい理由として雌雄異株というナツメグの特徴があります。雌雄異株とは雌花と雄花が別の株になることを言います。つまりナツメグに木の実を作るためには最低でも2つの株が必要になります。
木の実が20メートル以上のところに
そしてもうひとつが先にも触れた常緑高木という特徴です。ナツメグの実は地上から20メートルほどのところにできます。株が2つ以上必要であることと、木の実が上空になることからナツメグの日本での栽培は活発には行われていないようです。