ナツメグの健康効果4
痛みの緩和効果
この他のナツメグの効能としては痛みの緩和などもあります。古代中国においては鎮静剤としてナツメグは定番だったとも言われています。使い方も簡単で患部に直接ナツメグを塗るというものです。炎症や腹痛などに対して特に効果を発揮すると言われています。
白血病やアルツハイマー病にも
またナツメグは白血病やアルツハイマー病などの大病への効果も期待されています。アルツハイマー病にはミリスチシン、白血病にはメタノール性化合物が効果を発揮すると言われています。このあたりもナツメグの見逃せない効能です。
ナツメグの毒性1
大量摂取は要注意
このようにさまざまな健康への効能が期待されるナツメグですが、使用時には注意があります。それはナツメグの副作用とも言うべき毒性です。ナツメグを大量に摂取しすぎると最悪の場合には死に至ります。見過ごせないナツメグの毒性について紹介します。
5グラム以上の摂取で副作用
ナツメグを摂取しすぎるとマリファナにも似た幻覚作用が訪れると言われています。幻覚症状が出るまでの摂取量はあまり多くはなく、5グラム以上でこういった副作用が現れると言われています。わずか5グラムと油断すると簡単に摂取してしまいそうな量になります。
致死量はナツメグ2個
5グラム以上の摂取による幻覚症状よりも恐ろしい副作用が死です。ナツメグの過剰摂取が原因と見られる死亡者が過去に2名出ていいます。この致死量の最小と言われるラインがナツメグ2個です。幻覚症状の出る大量摂取ライン同様に致死量のラインも注意しなければいけません。
大量摂取ラインと致死量ライン
ちなみに普通に料理などでナツメグを使用する量として、家庭料理で肉などの臭い消しとして使用する場合の量は0.2グラムから0.5グラムほどが一般的です。通常にナツメグを使用している分には大量摂取ラインや致死量のラインにはほど遠いです。