スマホ2台持ちのデメリットはないの?

ここまでスマホを2台持ちするメリットを紹介してきましたが、何かデメリットはないのでしょうか?

ここからは、2台持ちにすることで考えられるデメリットについて解説します。

【デメリット1】利用料金が高くなる場合も!

スマホの料金は格安SIMを利用することでかなり安くなりますが、ネットでの申し込みが面倒くさい。あるいはキャリアショップで相談できないと不安だという人は、オススメできません。2台とも大手キャリアで契約すると、利用料金がかなり高くなってしまうからです。

どうしてもショップの窓口が利用できないと不安だという人は、auのサブブランド「UQ mobile」や、ソフトバンクのサブブランド「Y!mobile」などがオススメです。

また、店舗数は少ないですが楽天モバイルも店舗を構えていますし、イオンモバイルは全国にあるイオンで契約することができます。

さらに、ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機などでも、大型店舗には格安SIMを申し込めるカウンターが設置されている場合があります。

【デメリット2】スマホがかさばって重い!

当たり前のことですが、スマホが2台になればかさばりますし、重さも2倍になってしまいます。だんだん2台持ち歩くのが面倒になる人もいるでしょう。

もちろん、バッテリーの充電も2台とも常に管理しないといけないので、途中で煩わしくなってしまうかもしれません。

【デメリット3】同じOSだと勝手に同期される!

スマホを2台持ちするときは、OSが同じスマホのほうがいいと考える人も多いでしょう。しかし、これはオススメできません。

たとえば、iPhoneで2台持ちするときApple IDが同じだと、勝手に同期されてしまい、いろいろ面倒なことになります。

できれば、OSが異なるiPhoneとAndroidスマホの2台持ちのほうがいいでしょう。

【デメリット4】デュアルSIMで対応できることも多い!

スマホの2台持ちのメリットで「通信障害があっても大丈夫」と紹介しましたが、最近は1台のスマホで2つのSIMカードを同時に利用できる「デュアルSIM運用」することができる機種も増えています。

これなら片方はドコモ回線、もう片方はau回線にすることも可能なので、通信障害時にもバッチリ対応できるでしょう。なお、最近のスマホは片方を物理SIMカードを使わず、スマホの本体に内蔵されたチップを書き換える「eSIM」で、デュアルSIM運用することも可能となっています。

「スマホの2台持ち」メリットとデメリットは? どうすれば安く運用できる?
(画像=こちらが実際にデュアルSIM運用しているスマホ。ひとつのスマホに2枚のSIMカードを挿入することで、同時に2つの異なる回線を利用することができる、『オトナライフ』より引用)