【メリット4】データの保存容量が増える

最近、スマホのカメラはデジカメと変わらない高性能なものを搭載しているので、写真はスマホで撮るのが当たり前になっています。

ところが、高画質になったぶん、写真の容量も増えており、無料で利用できるクラウドが満杯になってしまうことも少なくありません。

もちろん、有料のクラウドサービスを契約したり、こまめにパソコンなどにバックアップを取ればいいのですが、スマホを2台持ちしていれば、無料で使えるクラウドの容量も2倍になります。

たとえば、カメラ性能の高い方のスマホで写真を撮って、長期保存したい写真だけをもう片方のスマホのクラウドサービスを利用するといった使い方も可能になるのです。

「スマホの2台持ち」メリットとデメリットは? どうすれば安く運用できる?
(画像=こちらはAndroidスマホのクラウドサービス「Google One」。誰でも1アカウント15GBを無料で利用できるが、スマホ2台持ちなら30GBまで利用できるようになる、『オトナライフ』より引用)

なお、iPhoneはMicroSDカードを追加できず、本体ストレージ容量で価格が大きく変わりますが、AndroidスマホはSDカードを利用できる機種も多いので、ストレージ容量を簡単に増やせます。現在、128GBのMicroSDカードなら2,000円程度で追加できます。

「スマホの2台持ち」メリットとデメリットは? どうすれば安く運用できる?
(画像=Androidスマホは、MicroSDカードを追加してストレージを大幅に増やすことができる機種も多い(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

【メリット5】利用料金が安くなる場合も!

スマホを2台持ちすれば、月額利用料が2倍になると思っている人も多いと思いますが、そのようなことはありません。

格安SIMでデータ専用SIMカードを利用すれば、月額利用料をかなり安く抑えることができます。

たとえば、IIJmio(アイアイジェイミオ)のギガプランでデータ専用の「eSIM」を契約すると、2GBで月額440円、8GBで1,100円、20GBでも1,650円という低価格で利用できるのはご存じでしょうか?

「スマホの2台持ち」メリットとデメリットは? どうすれば安く運用できる?
(画像=大手格安SIMの「IIJmio」では、データ専用の「eSIM」が月額440円から利用できる(画像はIIJmio公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)

また、データ通信用スマホを格安SIMに変更すれば、メインのスマホは通話メインとして使えばいいので、データ通信量を減らしてさらに安いプランに乗り換えられます。

OCN モバイル ONEの500MB/月コース(エコノミーMVNO)は、月10分の無料通話が付いて月額550円なので、このようなプランを利用することで月額利用料を抑えることができます。

「スマホの2台持ち」メリットとデメリットは? どうすれば安く運用できる?
(画像=OCN モバイル ONE「500MB/月コース」はデータ通信量が月500MB(0.5GB)だが、月10分無料通話付きで月額550円という安さ。ドコモショップでも契約できる(画像はOCN モバイル ONE公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)