タクシー広告の費用の目安
タクシー広告の費用は、利用する広告の種類によって異なります。もっとも高額なのはタクシーサイネージで、数百万円から数千万円までプランがあります。
ラッピング広告は掲載費のみであれば5万円前後、制作費を含めた場合は15万円程度が目安です。
取り組みがしやすいリーフレット広告は、1台につき月額1,000〜2,000円程度の費用がかかります。ステッカー系は、サイドウィンドウステッカーが月額1,000円/台、ドアステッカーが月額10,000円/台、リアステッカーが月額4,000円/台が目安です。
そのほか、レシート広告は月額6,000円、サンプリング広告は月額3,000円以上の費用が必要です。具体的な費用はサービスを提供している企業ごとに異なります。費用対効果を考えて出稿しましょう。
参考:タクシー広告のアスコン「料金プラン一覧表」
参考:TAXI AD「タクシー広告メニュー」
タクシー広告を利用するときの注意点
タクシー広告は近年市場を拡大しているため、新商品や新サービスの認知拡大施策のひとつとして取り入れている企業も増加しています。費用対効果を最大化させるには、施策実施前にポイントを押さえておくことが大切。3つの注意点について解説します。
リーチ数が少ない
タクシー広告はリーチ数が少ないことが注意点です。タクシー動画広告のサービスは「GROWTH」「TOKYO PRIME」が有名で、どちらも広告枠は1週間単位かつ配信エリアが決まっています。
加えて、タクシーに乗車しなければ広告を見られないため、自ずとリーチできる数は限定されます。タクシー乗車数の具体的な数値は予想することが難しく、週によっては乗車数が減る可能性も考えられます。
限られたリーチ数に対してどのようにアプローチするのかを考えて、広告動画の制作をすることが大切です。
Web広告などと比較するとコストが高い
タクシー広告は、Web広告と比較するとコストが高い傾向にあります。一般的にWeb広告は数円から出稿することが可能。クリエイティブや広告のタイミングなど、うまく引けば安価でリーチ数の最大化を目指せます。
一方、タクシーの広告は費用が高い傾向にあります。配信エリアや動画の内容にもよりますが、関東で配信する場合は200〜440万円が広告料金の目安です。1週間の広告費用なので、コストは高いといえます。
参考:Tokyo Prime「媒体資料 2023.04〜2023.09」
参考:GROWTH「MEDIA GUIDE 2024.01-03」
効果測定が行いにくい
タクシー広告やテレビCMなどのオフライン広告は効果測定が難しいといわれています。実施する前にあらかじめ効果検証の方法を決めておくと良いでしょう。
効果測定方法のひとつとして、タクシー広告配信前の問い合わせ数の比較があげられます。ほかにもマーケティング施策を行っていると正確な数値を測ることは難しいものの、全体的な伸び率は可視化することができます。