【5】AirDropが大幅拡張! iPhone同士を近づけるだけでデータを共有できる

iOS 17ではiPhone同士でデータのやり取りが可能な「AirDrop(エアドロップ)」も大幅に拡張されました。

これまでのAirDropは共有相手を探す手間がありましたが、iOS 17ではiPhone同士を近づけるだけで、より簡単に写真や動画などを共有(転送)することが可能になっています。

また、進化したAirDropでは「NameDrop(ネームドロップ)」も利用できるようになっています。

これは、iPhone同士を近づけるだけでマイカードで作成した「連絡先ポスター」の交換が可能な機能。まさにiPhone同士で名刺交換のようなことが簡単にできるのです。

ただし、この機能はiPhoneの設定から「一般」→「AirDrop」→「デバイス同士を近づける」にチェックが入っていないと利用できません。

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=Image:apple.com)
こちらがAirDropの強化機能「NameDrop」のイメージです。iPhone同士を近づけるだけで、名刺交換のように、お互いのマイカード「連絡先ポスター」を交換できるのです(画像はApple公式サイトより引用、『オトナライフ』より引用)

AirDrop機能の設定を確認する手順

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=iPhoneの設定を開いて「一般」を選択したら(左写真)、次の画面で「AirDrop」をタップしましょう(右写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=「共有の開始」で「デバイス同士を近づける」のスイッチをオンにしておかないとAirDrop新機能は利用できません、『オトナライフ』より引用)

なお、2023年10月26日にリリースされたiOS 17.1のアップデートでは、AirDropでデータを転送中に相手と離れてしまっても、インターネット経由で継続する機能が追加されています。

もともとAirDropは、iPhone同士がBluetoothの接続範囲(10m以内)にいないと利用できなかったのですが、一度接続してデータを転送を開始すれば、お互いが10m以上離れてもネット経由で送受信が継続されるのです。これは便利ですね。

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=こちらはAirDropの設定画面ですが、AirDrop中にWi-Fiが利用できないとき、モバイルデータ通信を使用することもできます。もし、大量の写真や動画を共有する場合はデータ通信量の消費も大きくなるので、オンにするかどうかは注意が必要ですね、『オトナライフ』より引用)

【6】直接操作できるインタラクティブウィジェット機能が利用可能に!

iOS 17では「インタラクティブウィジェット」機能が利用できます。これはウィジェットで直接アプリの操作が可能になる便利機能です。

たとえば、音楽アプリやリマインダーなどが、ホーム画面のウィジェットで操作できるので、かなりiPhoneの操作が快適になりますよ。

ウィジェットを追加する手順

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=まず、ホーム画面の何もないところを長押しするとアイコンが震え出しますので、画面左上にある「+」をタップ(左写真)。次に、ウィジェット一覧から好みのものを選択しましょう(今回はリマインダーを選択)(右写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=ウィジェットの形はいくつかあるので、好みのものを選択して「+ウィジェットを追加」をタップ(左写真)。するとホーム画面にウィジェットが追加されるので、画面右上の「完了」を押します(右写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=たとえば、リマインダーの3項目で終了した用事の丸をタップします(左写真)。すると、選択した項目が消えて残り2に変化しました(右写真)。このように、iOS 17なら直接ウィジェットからアプリを操作できるのです、『オトナライフ』より引用)