【7】iPhoneに新しい着信音や通知音が10年ぶりに追加!

iPhoneではさまざまな着信音や通知音が鳴りますが、iOS 17では、なんと10年ぶりに新しい着信音や通知音が追加されています。

まず、着信音は20種類以上が追加されていますので、連絡先アプリから特定の相手だけ新しい着信音に変更しておくことも可能です。

ちなみに、今回追加された新しい着信音は、従来より長めでアレンジが現代的な感じになっていますよ。

■新しく追加された着信音

アルペジオ/アンフォールド/かたまり/キャノピー/クワッド/ケトル/さえずり/シェルター/ジャーニー/シャレー/スカベンジャー/ステップ/ストーリータイム/スプリンクル/チルト/ティーズ/バレー/マーキュリー/ラジアル/芽/壊れる音/銀河系/出発/夜明け

次に、通知音も10種類以上が追加されました。これはメッセージの着信音だけでなく、アラームにも設定可能となっています。

■新しく追加された通知音

ガラガラ/スライド/パッセージ/ハンドオフ/ポータル/マイルストーン/ようこそ/リバウンド/滑稽/声援/波紋/和音

新しい着信音と通知音を確認する手順

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=まず、iPhoneの設定を開いて「サウンドと触覚」を選択(左写真)。「着信音」と「カレンダーの着信音」「リマインダーの着信音」をタップしてみましょう(右写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=左が着信音のリスト、右が通知音のリストになります。タップして好みの音を聞いてから選択すればいいでしょう、『オトナライフ』より引用)

【8】カメラアプリに「写真のボケ」調整や「水平」を表示する新機能など追加

iPhoneのカメラはキレイに写真が撮れると評判ですが、iOS 17では、カメラアプリにもいくつかの新機能が追加されているのをご存じでしょうか?

まず、iPhoneでは一眼レフのように背景をボカかす「ポートレートモード」が利用できますが、このときにボケ具合を調整する機能が追加されました。

写真のボケは「f値=絞り」で調整できますが、f値を大きく(=絞る)と光量が減って暗くなるだけでなく、被写界深度(ピントの合う範囲)が広くなります。

逆にf値を小さく(=開く)と光量が増えて明るくなりますが、被写界深度が狭くなるため、背景がボケるのです。

ただし、この機能はiPhone 13シリーズ以上でしか利用できません。

ポートレートモードでフォーカス調整手順

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=iPhoneのカメラで「ポートレートモード」を利用するとき、(f)をタップすると(上写真)、f値を調整するゲージが表示されます(下写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=絞りを開放(f1.6)すると背景がかなりボケていますが(上写真)、逆に絞る(f16)と背景はあまりボケません(下写真)、『オトナライフ』より引用)

また、iOS 17ではカメラ撮影時に傾きを確認できる「水平」を表示することが可能となっています。

たとえば、写真の地面が斜めになっていると、何となく気持ち悪く感じますが、グリッドをオンにすると画面に白い水平ラインが表示されるので、これに合わせて写真を水平に撮ることができます。

また、設定で「水平」機能をオンにしておくと、カメラが水平になったときに、画面上に黄色いラインが表示されるのも便利です。

ただし、この機能を使うには事前にiPhoneの設定を開いて、「カメラ」から「グリッド」と「水平」機能をオンにしておく必要があります。

カメラに「グリッド」と「水平」を表示する手順

【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=iPhoneの設定で「カメラ」を選択したら(左写真)、構図の項目にある「グリッド」と「水平」のスイッチをオンにしましょう(右写真)、『オトナライフ』より引用)
【iPhone】iOS 17の便利な新機能10選 – 着信音や通知音が10年ぶりに追加!
(画像=カメラ画面に白い水平グリッドが表示され、画面が水平になると中央に黄色いラインが表示されました。これで水平な写真が撮れますね(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)