資産を活用しながら在宅でできる副業3選
次は、不動産や貯金など、資産を活用してできる副業を3つ紹介します。これらの副業は不労所得の形成にもつながります。
駐車場運営
■稼ぎやすさ:★★★☆☆
■主なメリット:不動産投資の中ではリスクが低い
■主なデメリット:周辺環境の変化に左右されやすい
■こんな人におすすめ:
- リスクを抑えて投資を始めたい人
- 土地を所有していて余らせている人
駐車場運営は資産を活用した副業の中では低リスクな部類です。アパートやマンション、コインランドリーなどと比べて初期費用を抑えやすいためです。これらの不動産は建築基準法の制限で狭い土地では立てられないこともありますが、駐車場なら駐車スペースは少なくなるものの大きな問題もないでしょう。
ただし、土地を平面で活用する駐車場は賃貸物件の運用に比べて利回りが低いことに注意が必要です。
不動産賃貸
■稼ぎやすさ:★★★★☆
■主なメリット:賃貸用不動産に住んだり売ったりすることもできる
■主なデメリット:自然災害によるリスクが大きい
■こんな人におすすめ:
- 長期的な資産形成が目的の人
- 不動産物件を所有し、余らせている人
不動産賃貸は、アパートやマンション、戸建住宅(借家)などを人に貸し、賃料をもらう副業です。駐車場運営と比べて必要資金が多くリスクが高いですが、その分より大きなリターンも期待できます。借り手探しや物件の維持などは不動産会社に任せられるので、在宅の副業としても取り組みやすいでしょう。賃貸用の物件に自分で住んだり売ったりすることもできます。
ただし、大きな元手が必要な分リスクも大きいです。周辺環境の変化で借り手が急に見つからなくなることはもちろん、自然災害により物件そのものを失ってしまう可能性もあります。
フランチャイズ
■稼ぎやすさ:★★★★☆
■主なメリット:ノウハウを活かした多店舗展開で利益を増やしやすい
■主なデメリット:契約期間や競業避止義務など、縛りが多くリスクも高め
■こんな人におすすめ:
- 経営に興味がある人
- 本業の時間の融通が利く人
フランチャイズ経営は、フランチャイズに加盟し、オーナーとして経営に専念する方法です。オーナー自らは店舗に立たずデータを見ながら経営することで、副業として取り組むこともできます。
ただ、店舗を全く見に行かないのは良くありません。店舗の様子を直に見なければわからないこともあるからです。土日祝日・平日・日中・夜間など、異なるタイミングで店舗を定期的に視察することで見えてくることもあるでしょう。そのため本業の休日をある程度自由に決められる、時間の融通が利くという人におすすめです。
なお、たいていのフランチャイズには契約期間の縛りがあり、途中解約をすると違約金が発生します。競業避止義務といって、フランチャイズ加盟中はもちろん、解約後も数年間は同じ業種での開業ができなくなることも多いです。契約内容をよく確認して、加盟チェーンを選びましょう。