【ポイント7】移行先iPhoneのストレージの空きは十分あるか?

クイックスタートで気を付けたいのは、iPhoneの設定やWi-Fi&Bluetoothの接続だけではありません。新しいiPhoneのストレージが足りない場合も、正しくデータ移行することができないのです。

たとえば、古いiPhoneで80GBのデータを使用している場合、新しいiPhoneが64GBモデルだとクイックスタートができません。

もし、容量が足りない場合は、古いiPhone側で不要な写真や動画、アプリなどを削除して、新しいiPhoneのストレージ容量内に収まるようにデータ量を減らしておきましょう。

ストレージ容量を確認する手順

【iPhone機種変更】クイックスタートができない原因と9つの対処法 − やり直す方法も
古いiPhoneの設定の「一般」にある「iPhoneストレージ」をタップ(左写真)。するとストレージの状況が確認できますので、事前によけいな写真や動画を削除しておきましょう(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)

【ポイント8】設定変更後に再起動をしたか?

クイックスタート実行のために、BluetoothやWi-Fiの設定を変更したり、Apple IDでサインインし直したりした場合は、iPhoneに予期せぬエラーが起きている可能性もあります。

ここまで紹介したチェックポイントに異常がない場合は、iPhoneを再起動してリフレッシュさせた状態にしてみましょう。

もしかすると、これでクイックスタートがしっかり実行できるかもしれません。

iPhoneを再起動する手順

【iPhone機種変更】クイックスタートができない原因と9つの対処法 − やり直す方法も
iPhone 8以前(ホームボタンあり)はスリープボタンの長押し(写真左)、iPhone X以降(ホームボタンなし)はスリープボタンとボリュームアップボダンの同時押し(写真右)で、いったん再起動してみましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)