【ポイント4】Bluetoothがオンになっているか?
新旧iPhoneをかざすだけでデータ移行ができるクイックスタートには、Bluetoothの接続も必要になってきます。
工場出荷時状態の新しいiPhoneはBluetoothがオンになっていますが、古いiPhoneのほうはどうでしょうか?
普段からワイヤレスイヤフォンやスピーカーを使用している人なら、Bluetoothをオンにしているでしょうが、オフにしているとクイックスタートはできません。
Bluetoothはコントロールセンターからオンにできるので、事前に確認しておきましょう。
Bluetoothをオンにする天順

iPhone 8以前は画面を下から上に、iPhone 10以降は画面を上から下にスワイプして、コントールセンターを開きます(左写真)。Bluetoothのアイコンをタップしてアイコンが青色になっていればオンの状態です(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
【ポイント5】Wi-Fiの電波が安定しているか?
クイックスタートではBluetooth だけでなくWi-Fi環境も必要になってきます。
移行するデータ量にもよりますが、Wi-Fiの電波が不安定な場所ではデータ移行に非常に時間がかかってしまう場合があるのです。
クイックスタートを実行する際は、必ずWi-Fが安定して接続できる場所で行うようにしましょう。
もし、Wi-Fi電波がつながりにくいときはこちらの記事を参考にしてください。

(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)
クイックスタートは、できるだけWi-Fi電波の安定した場所で実行するようにしましょう。もちろん、iPhoneの設定でWi-Fiがオンになっているのも確認してください(画像=『オトナライフ』より 引用)
【ポイント6】Apple IDでサインインしているか?
クイックスタートを利用するには、古いiPhone側がApple IDにサインインしている必要があります。
Apple IDは、iOSのアップデートや各種設定を変更する場合に、ユーザーが知らないうちにサインアウトされていることがあるかもしれません。
BluetoothやWi-Fiの環境が整っているのに、クイックスタートが始まらない場合は、古いiPhoneがApple IDにしっかりサインインできているか確認してみましょう。
もし、サインインしている状態でもクイックスタートができないようなら、一旦サインアウトして改めてサインインし直してみるといいでしょう。
Apple IDでサインインする手順

Apple IDにサインインしていない場合は、「設定」のいちばん上に「iPhoneにサインイン」と表示されています(左写真)。その場合は、ここをタップしてApple IDとパスワードを入力しサインインしておきましょう(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)