iPhoneの「クイックスタート」をやり直す手順
クイックスタート処理時に問題が発生すると、「設定できませんでした(-6753)」というエラーが表示されます。
その場合は、すでに紹介した対処法を実施したうえで、以下の手順でクイックスタートを再度やり直してみましょう。
■クイックスタートをやり直す方法
【1】新しいiPhoneで「設定」を開く
【2】「一般」→「リセット」の順にタップする
【3】「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
【4】確認メッセージが表示されるが「iPhoneを消去」をタップする
【5】リセット処理が始まり、それが終了するとまた「こんにちは」などの画面が表示されればリセットは完了
【6】再度、古いiPhoneを近くに置いてクイックスタートをやり直す
もし、この手順でやり直してもクイックスタートができない場合は、別のデータ転送手段を検討したほうがいいでしょう。
クイックスタートをやり直す手順

こちらはiOS 16.6.1の画面です。設定の「一般」で「転送またはiPhoneをリセット」をタップ(左写真)。次に「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしましょう(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
どうしてもクイックスタートできないときのデータ転送の代替手段は?
ここまで紹介した方法をすべて試しても、どうしてもクイックスタートができない場合は、iCloudやiTunesを代わりに活用することでデータを移行することも可能です。
iCloudでデータを移行する手順

iPhoneの設定でApple IDの設定を開きます(左写真)。次に「iCloud」をタップしましょう(右写真)
(画像=『オトナライフ』より 引用)

次の画面で「iCloudバックアップ」を選択したら(左写真)、続いて「今すぐバックアップを作成」をタップして、古いiPhoneのデータをiCloudにバックアップします(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)

新しいiPhoneのクイックスタートの際に「iCloudバックアップから復元」を選択すればOKです(画像=『オトナライフ』より 引用)
次に、パソコンにiTunesをインストールしてiPhoneと同期できるようにしてあれば、iTunesからiPhoneのバックアップと復元をすることが可能です。
まずは、パソコンにLightnig-USBケーブルでiPhoneを接続して、iTunesを起動しましょう。手順は下記のとおりです。
iTunesでデータを移行する手順

最初にパソコンにiPhoneをLightning-USBケーブルで接続してiTunesと同期します。iTunesの画面左上のiPhoneアイコンをタップしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)

すると、バックアップの画面が表示されますので、「今すぐバックアップ」をクリックして完了したあとは、「バックアップを復元」を押すことでデータを移行できます(画像=『オトナライフ』より 引用)