■ 介護サービスや補助道具は積極的に頼るべき
さらに「外部の介護サービスを積極的に頼るべきだと思う」についても、世代や性別関係なく約9割が「頼るべき」と同じ意見。ほとんどの人が外部の介護サービスを積極的に利用すべきと感じていることが分かります。
坂本さんが最後に取り上げたのが、「介護を遅らせる観点から、杖やシルバーカーなど早めに使う方がよい」と「体が動くうちは極力、介護・福祉用具は極力使わない方がよい」という項目。

杖やシルバーカーの使用については81.2%が「早めに使うべき」と回答しているのに対して、50.4%の人が「体が動くうちは極力、介護・福祉用具は極力使わない」と答えています。
坂本さんは、「杖などの補助道具を積極的に使用していくことで転倒リスクを下げながら無理なく運動を続けることが大切である」と訴えていました。
■ 「いま、親のいまを知ろう」ポスター展を見学
報告会の後は、「いま、親のいまを知ろう」ポスター展の見学会が行われました。ここでは合計2000人に「親のいま」について調査した結果がポスターとして展示されています。


記者が一番印象に残ったのは、「待ち合わせ場所にいる母の小ささにしばらく声がかけられなかった」というコピーが書かれたポスター。コロナ禍で3年以上、地元に帰省できず、久しぶりに実家に帰った時にたった3年にもかかわらず両親が小さくなったように感じました。

この他にも、誰もが感じるような気持ちをあらわしたポスターが飾られています。開催日時は9月7日~10 日の11時~19時30分まで。「二子玉川 蔦屋家電」の2階にあるE-roomで開催しています。

取材協力:株式会社ダスキン
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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