社内勉強会を始めるステップ
社内勉強会は、事前準備が何よりも大切です。目標・テーマ・ターゲットを決め、無理なく継続的に開催することで、社内勉強会による効果を高められます。社内勉強会を始める3つのステップをご紹介します。
社内勉強会を始めるステップ
- ステップ1.目標やテーマ、ターゲットを考える
- ステップ2.社内勉強会を開く場所を押さえる
- ステップ3.自分たちで勉強できる状況を作る
ステップ1.目標やテーマ、ターゲットを考える
社内勉強会を始める際、まずは開催時の目標やテーマ、ターゲットを考えます。
社内勉強会の一番の難点は継続が難しいこと。最初は盛り上がっていてもだんだんと参加者が少なくなり、勉強会自体も盛り上がらなくなっていきます。継続してこそ効果の出るイベントなので、どんな目標やテーマだったらターゲットが参加しやすいかをまず考えましょう。
例えば、目標が業務効率化であるなら開催前と開催後で業務時間のアンケートを取る必要があるでしょう。業務効率化に関連するテーマを毎回考えなくてはなりません。ターゲットは全社にするのか特定の部門にするのかを決めます。
ステップ2.社内勉強会を開く場所を押さえる
次に、社内勉強会を開催する場所を押さえます。定期的な開催を検討しているのであれば、毎週同じ場所を決まった曜日と時間で確保できるように、全社に周知する必要があります。
場所は、会議室や社内のイベントスペースなどが考えられます。会議室だとかしこまった雰囲気になりやすいので、くだけた雰囲気での開催を検討しているのであれば開放感のあるイベントスペースが良いでしょう。場所によって参加しやすい、参加しにくいなどあるはずなので、事前にアンケートを取っても良いかもしれません。
ステップ3.自分たちで勉強できる状況を作る
社内勉強会の最後のステップは、自分たちで勉強できる状況を作ることです。勉強会当日に参加者が積極的に参加するのは当然のことです。大切なのは、社内勉強会の有無に関係なく従業員が自主的に勉強する習慣を促せるかどうかです。
参加者だけを集めたクローズドな社内チャンネルを作っても良いでしょう。勉強会に刺激を受けて自主的にまとめた資料を展開する社員がいたり、資格取得のための勉強を開始した社員がいたりと、お互いに励まし合い、称え合う環境があることで従業員は勉強に対して高いモチベーションを保てます。