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1か月前から作られるクリスマスケーキ?!
クリスマスクラッカーで大盛り上がり

1か月前から作られるクリスマスケーキ?!

日本に住んでいた頃は、毎年クリスマスケーキはどのお店でどんなものを予約しようかと楽しく悩んだものですが、オーストラリアのケーキには衝撃を受けました!

ある年のクリスマスは、他州に住むオーストラリアの親戚が我が家に来ていっしょに祝いました。その親戚から11月末に『クリスマスケーキが焼けたから持って行くね!』と連絡が来たのです。クリスマスまでまだ1か月あるのにどういうことか・・・

実はこれ、イギリスの伝統らしいですが砂糖とブランデーたっぷりのフルーツケーキを焼いて、その上にアイシングでデコレーションをしたものがクリスマスケーキになります。砂糖とブランデーたっぷりなので保存食として日持ちするということでした。

遥々5,000kmの距離を移動してきたフルーツケーキを我が家でデコレーションして完成したものがこちら!!

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

食べるのがもったいないほど、というか食べられるのかと疑問に思うほどの豪華な仕上がりになりました。気になるお味は・・・甘ぁーい!!!

また、12月に入るとスーパーでフルーツミンスパイという小さなパイがたくさん販売されます。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

これはクリスマスの箸休め的なデザートで、食事の合間やティータイムなどに食べられることが多いです。これも甘く煮詰まれたフルーツが具になっており、長期保存がきくものです。

クリスマスクラッカーで大盛り上がり

クリスマスパーティーの盛り上げ役に欠かせないのがクリスマスクラッカーの存在。クラッカーと言えば、パン!と鳴るあれでしょ、と思われるかもしれませんがちょっと違います。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

このキャンディーのような形をしたものがクリスマスクラッカーですが、真ん中の部分には「グリコの玩具のような景品」と「紙の王冠」、「なぞなぞが書かれた紙」が入っています。

これを二人の人が左右から引っ張り、パン!と音がして一方だけが抜けるようになっており、抜けなかった方が勝ちで景品がもらえます。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

そして、勝者がなぞなぞを読み上げ、みんなで冗談を言いながら答えるという感じで盛り上がります。これはこの冗談を楽しむものなので、答えが分かってもすぐに正解を言わないのがポイント。たまに正解自体が冗談交じりだったりもするので、英語が第二言語の私には結構ハードルが高いです。

例えばこちらが問題。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

問題『なぜ男の子はものさしを持って寝たのでしょうか?』

ここで、参加者は『夢の中で戦うため』や『体のある部位をこっそり測定するため』、『背が伸びると思ったから』などと答えてみんなで笑います。

そろそろ誰かが正解をと思ったところで『寝る前と後でどれだけ背が伸びたか測りたかったから!』が出てきても、実は正解ではありません。

正解はこちら。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

正解『どれだけ(何時間)寝ているのか見たかったから』

みんなして『Come on!(なんでやねん!)』とツッコミを入れて少し談笑してから次のクラッカー対戦へ移ります。

このように支離滅裂ななぞなぞがあっても、深く考えずにとにかく笑って過ごすのがオーストラリア流!

ここで、ひねった問題を出題します。

オーストラリアの真夏のびっくりクリスマス事情
(画像=『たびこふれ』より引用)

問題『もしオウムとムカデを掛け合わせたら何になるでしょう?』

ヒント:オウムとムカデの行動を英語で考えましょう♪

正解は最後のまとめで発表します!