まとめ

いかがでしょうか? 冒頭で格安SIMには8つのデメリットがあると書きました。しかし、その内容をじっくり検証してみると、もはやデメリットとは言えなくなっているものばかりです。

このなかで、とくに注意したいのはAPN設定を自分でやる必要があることですが、これは実店舗を構える格安SIMを利用したり、格安SIMコーナーのある大手家電量販で契約することで回避できます。

また、格安SIM利用者のなかには「回線が不安定になる」「速度が遅い」と感じる人もいるようですが、長年、さまざまな格安SIMを利用している筆者は、回線速度が極端に遅いと感じたことはほとんどありません。

どうしても回線の速度や安定感が気になるなら、格安SIMのなかでも大手のIIJmio、あるいはキャリアが提供する格安プランの「ahamo」「LINEMO」「povo2.0」などを選んでおけば間違いないでしょう。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

文・オトナライフ/提供元・オトナライフ

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