【7】スマホの初期設定を自分でやる必要がある

最近は、物理SIMカードを利用しない「eSIM(イーシム)」も普及してきましたが、格安SIMで契約すると、基本的にSIMカードが単体で郵送されてきます。

この場合は、自分でスマホにSIMカードを挿入して、ネットの接続設定を行わないと、Webサイトの閲覧やLINEなどができません。

このネットの接続設定は「APN(アクセスポイント)設定」と呼ばれており、同梱のマニュアルや公式サイトで検索すれば簡単に設定できますが、デジタルに弱い人には難しい作業になるでしょう。

ただし、家電量販店や実店舗のある格安SIMなら、APN設定もお店側でやってもらえますので、どうしても不安がある人は実店舗で申し込めば解決できます。

格安SIMの欠点やデメリット8選! これさえ理解していれば後悔しない!
(画像=格安SIMを契約したら自分のスマホのSIMスロットを引き出し、SIMカードを正しくセットする(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)
格安SIMの欠点やデメリット8選! これさえ理解していれば後悔しない!
(画像=次に、スマホの設定を開いて「アクセスポイント名」を選択(左写真)。APN設定画面で名前、APN、ユーザー名、パスワードなどを入力して保存するとネットに接続できるようになる(Andoridスマホの場合)、『オトナライフ』より引用)

【8】支払いがクレカのみで口座振替に対応しない

大手キャリアの場合、月額利用料の支払いは銀行口座の振替も利用できますが、格安SIMの支払いはクレジットカードのみというところがほとんどです。

ただし、BIGLOBEモバイルはデータ通信専用SIMなら口座振替にも対応しますし、mineoはデビットカードでの支払いにも対応しているようです(一部非対応のカードもあり)。

格安SIMの欠点やデメリット8選! これさえ理解していれば後悔しない!
(画像=Image:faq.support.biglobe.ne.jp、BIGLOBEモバイルは基本的にクレカ払いになりますが、データ通信専用SIMのみKDDI請求での口座振替支払いも利用可能です(画像はBIGLOBEモバイル公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)

ちなみに、デビットカードとはクレジットカードと同じようにVISA、MasterCard、JCBなどで買い物ができますが、決済した瞬間に銀行口座から料金が自動的に引き落とされます。