プレミアリーグ第14節:南野拓実

  • 試合:2020/21プレミアリーグ第14節(2020年12月19日)
  • 対戦相手:クリスタル・パレス
  • 結果:リバプール(A)7-0クリスタル・パレス(H)
  • 選出ゴールシーン:3分

FWサディオ・マネ(現バイエルン・ミュンヘン)、フィルミーノと3トップを組んだ南野。大量7ゴールを奪い勝利した同プレミアリーグ第14節で、ファーストゴールを決めた。ペナルティーエリア内でマネからパスをもらうと、キックフェイントから相手をかわしてシュート。南野は試合後このゴールについて「サディオ(マネ)からのボールを受け取った時、相手がブロックしに来ると感じました。でも、考えている時間はなかったので、ただ直感を信じてシュートしました」と語った。これが自身プレミア初ゴールとなった。

リバプール所属時 FWサディオ・マネ(2021年1月28日)写真:Getty Images

プレミアリーグ第20節:サディオ・マネ

  • 試合:2020/21プレミアリーグ第20節(2021年1月28日)
  • 対戦相手:トッテナム・ホットスパー
  • 結果:リバプール(A)3-1トッテナム(H)
  • 選出ゴールシーン:65分

開幕から調子の良かった2020/21シーズンのリバプールだったが、中盤で失速。リーグ4試合無得点、5試合連続未勝利と厳しい状況に。第20節のこの試合も、前半はスコアレスで終了すると思われたが、ロスタイムにMFジョーダン・ヘンダーソンのロングフィードを相手守備陣の裏に抜けたマネが胸トラップして中にクロス。それをフィルミーノがゴールに流し込んで先制した。

後半開始早々アーノルドが追加点を決めるも、すぐさまトッテナムMFピエール・エミール・ホイビュルクのゴールで2-1に。6試合振りの勝利に向けもう1ゴールが欲しいリバプールは65分、アーノルドのクロスをトッテナムDFジョー・ロドン(現スタッド・レンヌ)がクリアしきれず、そのボールをマネが左足でゴールへ突き刺し、勝利への大きな3ゴール目を決めた。リバプールは暫定4位に浮上した。


リバプール所属時 MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(2021年1月31日)写真:Getty Images

プレミアリーグ第21節:ジョルジニオ・ワイナルドゥム

  • 試合:2020/21プレミアリーグ第21節(2021年1月31日)
  • 対戦相手:ウェストハム・ユナイテッド
  • 結果:リバプール(A)3-1ウェストハム(H)
  • 選出ゴールシーン:84分

前節で6試合振りに勝利を手にしたリバプールは、同プレミアリーグ第21節で4連勝中と好調なウェストハム・ユナイテッドと対戦。守るウェストハム、攻めるリバプールの構図も前半はスコアレスで終了。後半12分、リバプールはMFジェイムズ・ミルナー(現ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン)に代えてMFカーティス・ジョーンズを投入。これに不満だったミルナーがクロップ監督に交代の説明を求めるが、直後にジョーンズが起点となりサラーが先制点を決めると、両者は笑いながら抱擁を交わした。

68分、アーノルド、シャチリ、サラーの3人によるプレミアリーグ史上最高のカウンターが決まる。ウェストハムのコーナーキックをクリアしてからゴールまでわずか15秒。その間に触った回数は7回のみだ。そして84分には、フィルミーノがMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンとのワンツーで抜け出すと、ゴール前に位置したMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(現ASローマ)にパスして3-0にした。

この時、フィルミーノとワイナルドゥムは、長期離脱しているDFフィルジル・ファン・ダイクがよくするゴールパフォーマンスを真似た。このファン・ダイクに向けたゴールが選ばれている。


リバプール DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(2021年4月10日)写真:Getty Images