ラインナップ強化

 今回の取材を通じて消費者向けカメラ製品におけるキヤノンの戦略が見えてきた。EOS Kissシリーズの新製品は発売されなくなったものの、それはエントリーモデルからの撤退を意味するのではなく、世界で製品名称を統一させる目的にすぎない。そのうえで「EOS Rシステム」搭載カメラのラインナップ強化を進めるとしており、エントリーからプロまで幅広い層を対象にしながらミラーレスへ重点をシフトさせるようだ。キヤノンは各社のなかでも特にフルサイズミラーレスで出遅れたといわれてきたが、今後の巻き返しに期待したい。

(文=山口伸/ライター)

提供元・Business Journal

【関連記事】
初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎 家賃も葛飾区と同程度
有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?