テントの加水分解の予防方法2

しっかり乾かす

テントがベタつく現象「加水分解」とは?その予防方法と対処方法を徹底解説!
(画像=Photo by Yasuo Kida、『暮らし〜の』より 引用)

水と反応するとコーティングの劣化が起きてくるので使用したあとのテントはしっかり乾かして保管しましょう。朝起きて撤収までに結露や朝露、雨をしっかり拭き取り、可能な限り乾かして収納するようにします。濡れたまま収納しないことで予防ができます。撤収時の基本的なことですが加水分解の予防方法となるため大切ですよ。汚れがついている状態も加水分解ではありませんが、コーティングが悪くなる原因です。

直射日光で乾かさない

風で乾かすようにしましょう。直射日光で乾かさないように注意してください。素材によっては生地が縮かみ、きれいに張れなくなる可能性もありますよ。また日光によって色あせる可能性もあります。

保管場所

保管する時は湿度が低く、直射日光が当たらない場所がおすすめです。土砂降りのあとなどはクリーニングサービスを頼むといいでしょう。乾燥サービスもありますよ。生地を乾かし綺麗にすることで劣化しにくくなります。コーティングは塩素に弱いと言われているので水道水で洗うのはできるだけ避けましょう。

加水分解を起こさないテント1

コットンテント

前述したように天然繊維の綿(コットン)が使われているテントはコーティングが施されていないものが多く、加水分解とは無縁です。ただしメンテナンスは通常のテントより必要になり、濡れているとカビが生えるかもしれません。特に黒いカビは対処のしようが無いと言われていて、予防や対処ができる加水分解のほうがまだいいという声もあるぐらいです。素材によってテントの扱い方が変わるので注意してくださいね。

おすすめコットンテント

NORDISK Asgard 12.6

テントがベタつく現象「加水分解」とは?その予防方法と対処方法を徹底解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ノルディックのアスガルドはコットンです。北欧ブランドは過酷な環境に耐えられるように丈夫なコットンを使用したものが多いですよ。アスガルドは同社の人気テントでグランピングでおなじみです。シェルターのようにインナーはついていませんが、インナーをつけることもできグランドシート(フロア)をめくりツールームテントのようにして使ったりとアレンジしやすいです。