1. 家計の金融勘定の特徴

    今回は主要国家計の金融勘定について共有しました。

    日本はバブル期、ポストバブル期で特に現金・預金が多く増え、その後増加量が目減りしています。

    資金過不足でみると、近年ではイギリスやフランスと同程度で推移しているようです。

    日本の家計はフロー(給与水準)は減少・停滞していますが、ストック(金融資産残高)は高い水準です。

    その多くが1980~2000年頃までに蓄積された分であることが良くわかりますね。

    資金過不足は経済主体間で帳尻が合うはずですので、家計がプラスになる分、マイナスとなる主体が出てくるはずですね。

    次回以降で企業や政府、海外についても見ていきたいと思います。

    皆さんはどのように考えますか?

編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2023年5月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。