ガス代の支援額は?
特に地方で多く利用されているプロパンガスの支援は決まっていないが、都市ガスを使用している家庭にはガス代の支援が行われる。
家庭と1,000立方メートル未満の年間契約を行っている企業に対して、1立方メートル当たり30円の支援が行われる。
経済産業省によると、標準的な世帯におけるガスの使用量の目安は30立方メートルである場合、1立方メートル当たり30円が支援されることで、月々約900円の負担軽減につながる。
ガソリン代の支援額は?
紹介した電気代とガス代に加え、ガソリン代が1リットル25円程度補助される。
補助される金額は、ガソリンスタンドは原油の価格によって変動するため、ガソリンスタンドに設置されているステッカーを確認しよう。
9ヵ月間で45,000円の支援になる!
前述の通り、補助制度は2023年1~9月までの9ヵ月間実施される。
・電気代:@2,800円×9ヵ月=2万5,200円
・ガス代:@900円×9ヵ月=8,100円
・ガソリン代:@1,300円想定×9ヵ月=1万1,700円
これらを合計すると、総額45,000円だ。
支援の条件は?申請方法は?
支援の条件は、ガスについて都市ガスであることと、特定の電力・ガス会社であることだ。
補助を受けられる会社については、記事の最後に記載した。
補助制度を受けるために申請などを行う必要はなく、補助対象の電力・ガス会社を利用していれば自動で値引きが行われる。
国の支援に頼らず節約をしよう
このように国から光熱費が支援されるが、支援が続くわけではない。今回の施策は2023年9月までで、プロパンガスには対応していない。
やはり日頃から光熱費の節約や、光熱費以外の固定費の見直しをしてみてはいかがだろうか。
【補助を受けられる会社】
https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/adopt
文・高槻翔太(ファイナンシャル・プランナー)
大学卒業後、不動産・建設の土地有効活用のコンサルティング営業を6年、人材業界の法人営業を半年間経験し現職。FPや顧客の資産運用の経験をもとに、不動産や金融メディアで執筆を行っている。
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