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イサギの下処理を解説
おいしいイサギの刺身をつくるためのポイント
イサギの下処理を解説
臭みを残さないようにすぐ締めて血抜きをする

(画像=『暮らし〜の』より引用)
エラブタを開き、背骨のあたりからエラと身の間の薄い膜にナイフを刺して一気に締めます。

(画像=『暮らし〜の』より引用)
頭を下にして、水汲みバケツに入れると血が抜けていきます。当然入れっぱなしは禁物。水の中で揺すって血を抜き、持ち上げて赤い血が出てこなくなったらすぐにクーラーで保管します。
おいしく調理するための保存運搬方法

(画像=『暮らし〜の』より引用)
クーラーには保冷剤と海水を入れ、冷たい海水の中で魚を保管するようにします。ベストなのは神経じめと血抜きを済ませた魚をしっかり洗ってビニール袋に入れ、冷温で家に着くまで保管することですが、釣りの最中のそれは無理。血抜き〜クーラー保管までを徹底しましょう。
魚体に負担をかけると、身の組織が壊れてドリップが出てしまいます。運搬前にはクーラーの海水を少なくして、あまり揺れないように運びましょう。
おいしいイサギの刺身をつくるためのポイント
しっかり下処理をして身を落ち着かせる

(画像=『暮らし〜の』より引用)
ドリップの流出や身の乾燥を防ぐため、キッチンペーパーなどで身をくるんで冷蔵庫で保管します。
さばいた後、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保管します。どんな食べ方でも共通ですが、寝かせるのは魚の身の旨味成分が出てくるのを待つ意味合いもあります。特にイサギのような身の弾力のある魚は、身を落ち着かせることで釣りたてとは違った食感が楽しめます。
皮をつけたまま霜降り造りにしてもおいしい
皮目を活かした刺身にするなら、湯引きをします。 ・サク取りした身を、皮を上にしてまな板に置く。 ・厚手のキッチンペーパーをかぶせ、上から煮立ったお湯をかける。 ・皮が反り返ってきたら皮に火が通った証拠。すぐに冷水に取る。