目次
与論島の魅力3:グルメ
与論島の魅力4:お土産

与論島の魅力3:グルメ

この章では、与論島で実際に食べた料理をどどーんとご紹介しましょう。

居酒屋ひょうきん

与論島の中心地は茶花(ちゃばな)地区です。こちらに島内のレストラン、居酒屋、商店のほとんどが集中しています。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

今回は地元の人にも人気という居酒屋ひょうきんに行ってみました。こちらで食べたものは・・・

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

まずは酢盛り(800円)。もずく、刺身、わかめを甘酢で和えたものです。太めのもずくの食感がぷりぷりしていて、お酢の爽やかな酸味がお刺身をキュッと引き立てます。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

島らっきょうともずくの天ぷらです。「ハーフサイズにできますよ」とお店の人が言ってくださったのでハーフで頼みました。写真はハーフの盛り合わせ。1人前はそれぞれ660円でこの倍の量があるのでしょう。

もずくはむっちりもちもち。島らっきょうはサクサクポリポリ、お酒のつまみにぴったりです。どちらも塩でいただきます。素材の味が直に伝わります。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<奄美名物の油ぞうめん(660円)>、『たびこふれ』より引用)

「油ぞうめん」は、豚肉、野菜、そうめんを炒めた郷土料理です。

沖縄の「そうめんチャンプルー」に似ていますが「油そうめん」は炒める時にだし汁を入れるのが特徴で、炒め油とだし汁がそうめんに絡むので喉越しが良いのが特徴です。味もしっかり付いているのでお酒のおつまみにもぴったりです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

鉄火巻き(600円)。奄美地方は意外にも近海マグロがたくさん獲れるのだそうです。新鮮でややねっとりした食感で美味しかったです。

ヨロンの味 たら

与論空港にほど近い、ホテル与論ビレッジ内にあるおしゃれなレストラン・たら

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

店内も南国ムード満点のしゃれた造りです。たらで食べた料理がこちら。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

奄美名物「鶏飯(けいはん)1,350円」です。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

※鶏飯とは:奄美群島の名物料理で、ご飯に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬けなどの具材と葱、きざみ海苔、タンカンの皮、紅しょうがなどの薬味をのせ、丸鶏を煮て取ったスープをかけて食べる料理。ご飯、具材、薬味、スープは別々の器で出され、自分で好きな配分で盛り付け、混ぜながら食べるスタイル。

元々は薩摩藩の役人が奄美に訪れた際、地元の人たちがもてなした大変なごちそうだったそうです。

鶏飯は、厳密には与論名物ではなく奄美地方の郷土料理なのですが、ここTaraの鶏飯はひとつひとつの食材にこだわっているそうで、とっても美味しかったです。

特に鶏だしスープが濃厚でしっかり味がついています。ホロホロ鶏から出汁をとっているのだとか。鶏飯は簡単にいうとだし茶漬けという感じなのですが、単なるだし茶漬けよりも味にインパクトがあって、食べ応えも充分、すっかり鶏飯ファンになりました。

お食事処 味咲(みさき)

味咲は、赤崎海岸の入り口にある、海の家のような素朴でカジュアルなお食事処です。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<味咲>、『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<味咲の店内には海の家っぽいオープンな雰囲気と南国の風が吹いていました>、『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらで食べたのが「もずく冷茶漬け(800円)」。

「なんだ、鶏飯とおんなじじゃないか」と思われたかもしれません。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

確かに似てますが、ちょっと違うんですね~これが。写真の右上に見える黒っぽい海苔佃煮みたいなの、これがもずくです。これを入れて具をワシワシとかき混ぜると・・・

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

あら、もずくが茶碗いっぱいに広がります(汚くてすみません)。鶏飯は熱い鳥だしスープをかけますが、もずく冷茶漬けは冷たい緑茶をかけます。もずくの酸味と冷たいお茶が夏にぴったりで、あっさりさっぱり、サラサラといくらでも食べられる料理です。真夏の熱いビーチで食べるランチにはぴったりでしょう。

芭蕉亭

芭蕉亭は茶花地区のど真ん中「銀座通り」沿いに昔からある喫茶(お食事処)です。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<芭蕉亭>、『たびこふれ』より引用)

懐かしさ満載です。ご夫婦で経営されていて、店内は実家に帰ったように落ち着けます。こちらで食べたのが・・・。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

カレーライス(600円)。うわっ。お母ちゃんが作ってくれた甘口のじゃがいもがゴロゴロ入っている家庭のカレー。思わず涙が出てきそうです。

おしゃれなビーチリゾートとは思えない、懐かしい昭和ムード満点の食事を食べられるお店が与論島には今も残っています。

与論島の魅力4:お土産

この章では、与論島のお土産についてご紹介します。

先ずはこちら。

もずくそば

与論の特産はもずくです。それを象徴するもずくそば(750円)。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

もずくが麺に練り込まれたそばなのかな?と思われたかもしれません。確かにそうなのですが・・・

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

見た目は完全に日本そばの雰囲気が漂っていますが、実はこのもずくそばにはそば粉が入っていないのです。小麦粉にもずくを練り込んだ麺、それがもずくそばなのです。

そば粉が入っていないので、そばの味はまったくしません。ひやむぎみたいな印象です。モズクのねばり(もちもちむにゅ感)が効いていて、歯にぬちゃっと食い込み、良い食感を生み出します。これまで食べたそばやうどんとはひと味違う逸品です。

与論カレー

南国ムード漂うヨロンアイランドビーフカレー(220円)。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

正直あまり期待せずに買ったのですが、意外に(失礼!)美味しかったです。

ビーフカレーと書いてあるように、与論島は牛も特産なのだそうです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

大きな具がゴロゴロ入っているわけではありません。比較的さらっとしたルーで優しくまろやかなコクのある甘口カレーです。クセになります。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

鶏飯(230円)。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

フリーズドライなのですが、想像以上に美味しかったです。本物の鶏飯の味がよく出ています。ご飯の上にのっけてお湯をかけるだけでOK。奄美の味を手軽に思い出すことができます。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

島内にあるヒロ屋ベーカリーのクリームパン(110円)。

最近は大手メーカーのパンが全国どこにも在って、こんな風な地元のパンが少なくなりましたね。初めてなのに懐かしい、安心する味でした。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<与論ハイボール(278円)>、『たびこふれ』より引用)

ウイスキーではなく、与論島唯一の酒蔵である有村酒造が造っている黒糖焼酎「島有泉」を使用したハイボールです。焼酎臭さのないさっぱりした味です。黒糖焼酎にはソーダ割りがよく合います。