目次
与論島の魅力1:ヨロンブルーのビーチ
与論島の魅力2:観光スポット(与論駅、与論民族村、サザンクロスセンター他)

与論島の魅力1:ヨロンブルーのビーチ

与論島は、島の周囲約23kmと小さな島なのに、なんと60個ものビーチがあります。まさにビーチがてんこもり。海は日本屈指の透明度を誇っています。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

与論島の中でダイナミックなのが大金久(おおがねく)海岸。白い砂浜が約2kmも続く与論島のシンボル的ビーチです。

百合ヶ浜

大金久海岸の沖合い約1.5km辺りにぽっかり浮かぶのが百合ヶ浜。春から秋にかけて干潮の時だけに姿を現す真っ白な砂浜で、とってもロマンチックな砂浜です。

この百合ヶ浜で「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という伝説があるのだとか。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<大金久海岸の白砂>、『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

大金久海岸から百合ヶ浜へはグラスボートで向かいます。今回はシーマンズビーチのボートに乗りました。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<グラスボート内の様子>、『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

ボート内は海底が見える造りになっていて、魚やウミガメが見えます(写真ではよく見えませんが)。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

海の透明度がハンパないです。

与論島は珊瑚礁が隆起してできた島で、実際見てみるとそのことがよくわかります。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

光によって、青のグラデーションも変わり、えも言われぬ美しさです。

さて、百合が浜の砂浜が現れ始めるのは例年春以降だそうです。私が訪れた3月10日は微妙な時期で、事前予測では、砂浜は現れないだろうと言われていました。

ところが・・・

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

なんと、砂浜が現れてくれました。今年に入ってまだ2度目だそうです。やったー!(厳密には百合ヶ浜は現れた砂浜のことをいうのではなく、この辺り一帯の湾を百合ヶ浜と呼ぶのだそうです。)

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

私たちの乗った大きいグラスボートでは浅瀬の砂浜まで行けません。我慢しきれない人たちがボートを降りて浜まで歩いていきます(水はやや冷たかったです。泳ぐにはこの時期はまだ早い。。。)

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

私も百合ヶ浜の砂浜に上陸しました。満潮時はこの砂浜は海の底になります。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

まるで夢のような世界です。こんな白砂、見たことありません。日本じゃないみたい。

この海の青さは、珊瑚に光が反射して青く見えるそうで、晴れなければこの青さは出ないそうです。

ここの海水は、他の海に比べてベタベタしないように思います。サラッとしているんです。

今回でも充分海の青さを感じましたが、地元の人曰く「夏の日差しでは、この青さはもっと鮮やかになるよ」だそうです。信じられない・・・

赤崎海岸

島の南東部に位置し、赤崎鍾乳洞や与論民俗村などの観光スポットにも近いビーチ。丘には灯台が立っていて、お食事処や売店などもあり、シーズン中には、マリンスポーツも楽しめる便利なビーチです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

まるで映画のワンシーンのようです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<赤崎海岸>、『たびこふれ』より引用)

正面左に灯台が見えます。私が行った時は浜には誰ひとりいませんでした。まさにビーチひとりじめ。

与論島の魅力2:観光スポット(与論駅、与論民族村、サザンクロスセンター他)

与論島の一番の魅力は海(60個を超えるビーチ)だと言いましたが、それ以外にもおすすめの観光スポットがあります。この章ではそれらをご紹介しましょう。

ヨロン駅

与論島には鉄道は走っていません。しかしヨロン駅があります(モニュメントのみ)。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

沖縄から鹿児島本土までは、海を越えてつながっている国道58号線があります。

この国道を海上鉄道と考えて、その途中の拠点として与論島にヨロン駅が設置されたようです。海が似合う丘に建っていて絶好のフォトスポットです。

ゆいの丘

百合ヶ浜、大金久海岸を見下ろす道路沿いにあるのが「ゆいの丘」です。奄美10景のひとつであり、絶景の展望を望むことができます。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<ゆいの丘>、『たびこふれ』より引用)

与論民俗村

昭和30年~40年代の与論島の生活器具が保存してあり、昔ながらの茅葺きの家などが立ち並ぶ与論民俗村。ここは、村民のひとりである菊 秀史さんが運営されている家族経営の私設屋外資料館です(入村料:大人500円)

古き良き与論島の生活や文化を感じさせてくれる素朴で、村内には温かい空気が流れています。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<赤崎海岸からほど近い場所にある与論民俗村>、『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

与論島の歴史や文化・暮らしぶりがわかります。民族村内部は菊さんらスタッフの方が丁寧に案内してくれます。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)
「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

見学だけでなく、草木染め体験、郷土玩具づくり、時期によっては黒糖づくりなどが体験できます(体験は要予約)。

サザンクロスセンター

島内をドライブ中に、ユニークな形をした建築物を見つけました。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここが与論島で最高地点の場所(海抜97m)にあるサザンクロスセンターです。この外観は伏龍(ふくりゅう)をイメージして造られたそうです。

※伏龍とは:第二次世界大戦末期の日本海軍による特攻兵器。人間魚雷とも言われる。

ここは、奄美群島内の歴史、芸能、お土産等を総合的に紹介している施設です。サザンクロスセンターの名前の由来は「南十字星」です。南十字星が観測できる日本国内最北端の地がここ与論島なのです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

サザンクロスセンターの5階(海抜106m)には展望室があり、ぐるっと360度与論島を見渡すことができます。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<サザンクロスセンターの展望室からの眺め>、『たびこふれ』より引用)

与論島は珊瑚礁が隆起してできた島というのがよくわかります。島は平で高い山が無いのです。

「与論島の魅力って これ だったんだ!」とわかった旅
(画像=<国の重要無形民俗文化財にも指定されている与論十五夜踊りの展示もされています>、『たびこふれ』より引用)