目次
メスティン炊飯で失敗しがちなこと・気をつけること
トランギアメスティンの使い始め
メスティン炊飯で失敗しがちなこと・気をつけること
ご飯が硬い・柔らかい
フリー写真素材ぱくたそ 米を飯盒炊飯した場合、家庭用の電気炊飯器と違い自分で火加減をしたり蒸らし時間を調整したりしなければいけません。
米の炊き具合は好みが個人差で分かれますが明らかに芯がある・べちゃべちゃでおかゆのようになってしまったというのは水加減の問題でしょう。
もう一度米の量と水分量の割合を見直してみてください。また米を測る時のカップも計量カップと米専用カップは大きさが違います。そこにも問題がないか確認しましょう。
ご飯が焦げる
おこげは美味しくて好きという方も多いですが、真っ黒になるくらいご飯が焦げる場合火加減が原因と考えられます。火加減には2つのポイントがあって、加熱時間が長い・熱源からの距離が近いです。
その点固形燃料であれば燃え尽きる時間はほぼ決まっていますので、時間が長いのは解決できるでしょう。そうすると残るは距離の近さです。
固形燃料によってどのくらい離して使うのか目安が書かれているはずですから、そこをもう一度チェックしてみてください。近すぎたら台・五徳などを使用して調整すると良いでしょう。
ご飯が臭い
炊き具合は良いのだけれど、食べてみると何だかご飯が臭いと感じるのであれば、それは炊飯前の準備に問題がある場合があります。
無洗米を使用したのでなければ、水に浸水する前に米をあらかじめ何度が水ですすいでおかなければ付着した糠(ぬか:米の外皮で独特の匂いがある)のせいで臭いご飯となるからです。
また米の種類によっても海外産の精米が不十分な米の場合、水で十分にすすいでもどうしても米からの匂いが残る場合があります。上記の方法を試しても米が臭い時は使う米を別の種類に替えてみてください。
トランギアメスティンの使い始め
メスティンの作りはやや荒い
日本製のアルミ鍋と比べるとスウェーデン製のメスティンの作りはそれほどユーザーに甘くなく、どちらかというと使う前に自分でいくつか手を加えないと怪我をしたりメンテナンスが大変になります。
これはスウェーデン製の商品が悪いわけではなく、日本製品がいたれりつくせりで商品の出来以上なサービスをしてくれているだけです。自分でできることは自分でしてできるだけするから安い値段で買えるという海外製品ならではの魅力でもあるでしょう。
怪我防止のバリ取り
トランギアのメスティンを買ったらまずやってほしいのが縁のバリ取りです。これを忘れると怪我をすることも。やり方は簡単で文房具屋などで簡単に手に入るサンドペーパーで縁をこすってなめらかなするだけです。
メスティンの洗い方
日本のアルミ鍋にはアルマイト加工というものが施されています。これは日本初の技術なので海外のアルミ製品にはあまり見ることができません。この加工は何なのかというとアルミ特有の使用後の酸化による黒ずみを防ぐ被膜加工。
メスティンがすぐ黒ずんでしまったというのはこの加工がされていないのにもかかわらず、使い始め作業が不十分だったせい。
アルマイト加工の代用として米の研ぎ汁を沸騰させた大きな鍋にメスティンをまるまるつけ15分ほど放置、そのあと水ですすげばOKです。