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メスティンの焦げを落とす方法は他にもある
シーズニングで焦げないメスティンにしよう
メスティンの焦げを落とす方法は他にもある
レモン汁を使った焦げの落とし方
レモン汁を使う方法です。レモンを絞るのは大変なのでレモン果汁として販売されているものを使用します。手順は焦げが浸る程度の水と、大さじ3〜4杯程度のレモン汁を入れ20分程度煮ます。その後スポンジや割り箸で焦げを落として終了です。
注意点として、レモンは大量に入れ酸性が強くなると逆に黒ずんでしまいます。また、レモン汁を煮ると臭いがあるので換気を行いましょう。レモン果汁はお酢より値段が高いので余っていたり期限切れのものがある時にオススメです。
天日干しをする焦げの落とし方
メスティンを天日干しして焦げを落とす手順は、ダイレクトに日が当たるようメスティンを天日干しするだけです。雨が降る日や湿気の多い日は家の中にしまい、1週間ほど天日干しします。その後割り箸で擦って焦げを落とします。アルミ鍋を天日干しして焦げを落とす方法は昔から用いられてきました。
天日干しするだけなので一番シンプルな方法で、時間はかかりますが基本は天日に任せて放っておくだけなので簡単です。ただしお酢やレモンを使う方法に比べ時間がかかります。
シーズニングで焦げないメスティンにしよう
シーズニングとは
シーズニングとは、メスティンの表面に膜をはってあげる作業です。アルマイト加工のされていないメスティンにシーズニングをすることで焦げ防止になります。
また、シーズニングにはメスティン特有のアルミ臭を取り除き、変色を防ぐ役割もあるので焦げを綺麗に落としたこのタイミングでシーズニングを行えば、今後の焦げ防止になるのでオススメです。以下で必要なものや注意点を紹介していきます。焦げの落とし方と併せて覚えておくようにしましょう。
シーズニングに必要なもの
- メスティン
- メスティンが入る大きさの鍋
- 米のとぎ汁
メスティンのシーズニングには米のとぎ汁を使用します。メスティンが浸るくらいの米のとぎ汁を用意してください。研いだお米はシーズニング後のメスティンで炊飯してみるのも良いかもしれませんね。注意点を守りながら、シーズニングを行なっていきましょう。
シーズニングの手順
1.メスティンのハンドルをはずして米のとぎ汁に入れる
まず、メスティンのハンドルをはずします。メスティンのハンドルは左右に広げると簡単にはずすことができます。ハンドルの接続部分は汚れがこびりついていることがありますので、このタイミングで食器洗い洗剤で洗うようにしましょう。新品のメスティンの場合は、一度中性洗剤を使ってメスティンを洗ってからシーズニングしてください。
鍋に米のとぎ汁を入れ、メスティンを浸します。この時メスティンの蓋も一緒に入れます。ハンドルは入れません。
3.20分煮たら洗い流し自然乾燥
グツグツと煮込みます。20分経ったら火を止めメスティンを素手で触れる温度まで冷まします。焦げ落としの時の注意点同様、排水管を傷めないため少し冷めてからシンクに流すようにしましょう。
メスティンを米のとぎ汁で煮ると、内側や外側にヌルヌルしたでんぷん質が残るので、水で洗い流します。その後自然乾燥させてください。注意点としては、洗剤やスポンジを使わないこと。せっかくの皮膜が流れて焦げ防止効果が半減してしまうので、水で丁寧に洗い流すようにします。
5.ハンドルを取り付けシーズニング完了
はじめにはずしておいたメスティンのハンドルを取り付け、シーズニング作業は完了です。シーズニングの行程を行なったことで焦げ防止になりますし、焦げ付いてしまっても焦げを落としやすくなります。
毎回炊飯をして入ればメスティンは自然に皮膜で覆われ焦げ付きにくくなり自然に焦げ防止になりますが、時々シーズニングをすると良いです。シーズニングを行えば、焚き火で使用した際に付く煤もシーズニングを行わない時より落としやすくなります。