目次
初心者におすすめ1:イグアナの飼育環境
初心者におすすめ2:イグアナの餌
初心者におすすめ1:イグアナの飼育環境
イグアナの飼育に必要なもの

イグアナは個体にもよりますが、最大で180センチ程度にまで育ちます。水槽で大丈夫だろうと高を括っていると何度も水槽を買い換えなければならなくなります。おすすめなのは中型〜大型犬用のケージとなります。他にも温度調節のために使う紫外線ランプ、湿度調整用の加湿器と止まり木として流木を数本準備しておきましょう。また水浴び用にイグアナが浸かれる大きさの容器と餌入れも必要です。
飼育適温・環境
イグアナの飼育に適した温度は30度前後となります。また温度差を付けて40度になる場所を作ってあげるようにするとイグアナは喜びます。湿度は50%から70%程度を維持してあげましょう。乾 燥が続くと脱皮が上手く行えず、病気の原因となります。
理想の飼育環境は?
イグアナは買ったときからは想像も出来ないくらい大きくなる個体もいます。小さな頃は水槽で飼育し、大きくなるに連れてケージやサンルームなどを整備して飼育環境を整えられると理想的です。前述しましたが、イグアナは個体の値段よりも環境整備や餌などのランニングコストが高くつきますので留意しておきましょう。
迎え入れるときは
イグアナを家に迎え入れるときはまずはそっとしておきましょう。ペットショップでは多数の人の目に晒された状況が続き、警戒心を持っている可能性があります。環境に慣れさせてから声掛けや餌やりを通じて徐々に「人間の手は怖いものではない」ものだと認識してくれるまで気長に待ってあげましょう。またこちらの感情を読み取りますので、威嚇してきたときは落ち着いて対処し、無理強いしないようにしてください。
初心者におすすめ2:イグアナの餌
イグアナは草食動物

イグアナは草食動物です。野生環境では小さい頃に虫を食べたりしますが、飼育時には野菜や果物が中心となります。小さいサイズで購入したときは頻繁に細かく刻んだ野菜を与え、成獣に近けば1日に1度餌をあげましょう。与えるものはカブの葉やほうれん草、バナナやリンゴなどです。イグアナは餌を丸呑みするように食べるのでいずれも食べやすい大きさに切ってあげてください。
餌の与え方
イグアナの餌の与え方は野菜や果物をまず洗ってから食べやすい大きさに切ってから餌箱・餌皿に入れて混ぜてあげましょう。温めたり冷やしたりする必要はなく、室温から室温よりやや温かい温度が適切です。カルシウム不足になると病気の元となりますのでカルシウム豊富な野菜を中心に餌を与えましょう。
イグアナ用のペットフード

野菜だけではイグアナに必要な栄養を摂りきれない場合があります。そんな場合のためにイグアナ用のペットフードを準備しておくと安心です。体調やイグアナの様子を観察して適した餌やりを心掛けましょう。カルシウムを補うためのカルシウムパウンダーを少しだけ振りかけるようにすると有効です。
床材に注意!
イグアナを飼育する際に破れやすかったり小さい目の床材にしないように注意しましょう。誤食する可能性があります。小さい頃には保湿性のためにウッドチップなどを敷く場合がありますが、あまりおすすめできません。