イグアナはペットとして非常に人気がある爬虫類です。値段も幅がありますが、比較的安価に購入できます。イグアナの飼い方や飼育環境・餌について解説します。イグアナは基本的に性格が穏やかなので初心者におすすめです。小さい頃からペットとして飼育してみましょう!
はじめに
イグアナをペットにしよう!
イグアナは恐竜のような見た目や穏やかな性格から高い人気を誇るペット。性格が穏やかで小さい頃から丁寧に育てるとよく懐いてくれます。イグアナに関する基本的な性格や生態について解説しますので、ペットにする前に押さえておきましょう。
イグアナの飼い方や値段は?
イグアナはペットとして定着しているので少し大きなペットショップであればそこまで高くない値段で販売していることが多い動物です。適切な飼育環境を整えると1年から2年ほどで小さい個体からは想像できないくらいに大きく育ちます。初心者は飼育する前にどのように大きくなるかを把握しておいてください。
おすすめ種類から初心者の注意点も
イグアナと言えばペットショップの多くで販売されているのがグリーンイグアナです。グリーンイグアナとグリーンイグアナ以外に飼育しやすいおすすめ種類のイグアナを紹介します。また初心者にチェックしておいてもらいたい注意点も解説しますので、ペットとして飼い切れるかよく考えてから家族の一員として迎え入れてあげましょう。
イグアナとは?
南米に分布する爬虫類
イグアナは爬虫網有鱗目に分類されるトカゲの一種です。南米のコロンビアやメキシコなどに分布しています。熱帯雨林の水辺が生息に適しており、高温多湿の環境下でよく育ちます。「有鱗」とは頭から背中に掛けて発達する鱗のことをさしており、オスにのみ見られる特徴です。また喉にはデューラップと呼ばれる皮膚の垂水があります。どちらも興奮すると逆立ったり、広がったりして威嚇し、この行動をボビングと呼びます。
ペットとして人気
日本ではイグアナはペットとして飼育することが定着しています。他の爬虫類であるヘビやカメレオンと比べて餌が植物性で虫や生き餌を与えるのが苦手な初心者向きの動物であると考えられます。場所によっては遺棄された個体が繁殖し、生態系に影響を与える動物として要注意外来生物に指定されています。
食用としてイグアナを
イグアナはペットしての認識しかありませんが、前述した遺棄個体が生態系に影響を与えないように駆除の対象としている地域があります。また世界的にはイグアナは「樹上のにわとり」と呼ばれるように鶏肉に似た食感があり、またイグアナの卵も食用として流通しています。原産地の一つであるメキシコでは食用や自然個体数維持のために繁殖・飼育している牧場もあります。