目次
デメリットを最小限に抑えるコツを紹介
生玉ねぎのおいしい食べ方を紹介
デメリットを最小限に抑えるコツを紹介
臭いを抑える飲み物を一緒に摂る

臭いの元となるアリシンは、タンパク質(アミノ酸)と結びつけると、強烈な臭いが緩和することができます。タンパク質を多く含む飲み物といえば牛乳です。生の玉ねぎを食べているとき、あわせて牛乳を飲むようにすれば、牛乳のタンパク質がアリシンを包み込みこんで、臭いを抑えることができるでしょう。
生玉ねぎの危険を回避するには、食べすぎないように気を付けることも大事ですが、牛乳を飲むなど臭いを抑え込む食べ方をすることも重要です。

繊維に沿ってカットする
玉ねぎは繊維に沿ってカットすることで、臭いの元となるアリシンを揮発させることができます。その理由は、繊維に合わせてカットすれば、すき間に含まれるアリシンを効率よく空気に触れさせることができて、数分放置するだけで、成分濃度が低下するからです。
水に浸さなくても、10分から15分そのまま置いておくだけで、臭い(アリシン)を飛ばすことが可能でしょう。気を付けることは、成分を飛ばし過ぎて健康効果を下げないようご注意ください。
生玉ねぎのおいしい食べ方を紹介

生の玉ねぎが体によいことを理解できたら、次は生食をいかにおいしく食べるのか、食べ方を知っていきましょう。せっかく食べるなら、おいしい食べ方をしたいところです。続いては、玉ねぎの生食にぴったりなおいしい調理方法を紹介します。
生の玉ねぎはサラダが一番
玉ねぎを生でおいしく食べる方法は、なんといってもサラダがナンバーワンです。スライスした玉ねぎにかつお節をのせて、ごま油とポン酢で和える簡単サラダから、旬の魚(刺身)とスライス玉ねぎをオリーブオイルで和えるカルパッチョまで、玉ねぎは、どんなサラダにしても食べやすいのが特長です。
みじん切りにして、ポテトサラダにしてもおいしいですよ。気を付けるべきことは、水に漬けておくと辛みを飛ばすことができますが、同時に栄養も落ちるので、程々にした方がよいですよ。
肉や卵に乗っける
生の玉ねぎは、肉や卵料理と相性抜群です。目玉焼きや焼き肉など、味の濃い料理に生の玉ねぎを加えると、口の中がサッパリして、食べやすさが増します。
また、アリシンには、タンパク質の消化を助ける効果もあるので、肉などのタンパク質と玉ねぎを一緒に食べることは、体にとって好都合なんです。よく肉料理に玉ねぎサラダやオニオンスープがセットされている理由も、理解できますね。