夏の夕暮れはラ・プラタ川で

(画像=『たびこふれ』より引用)
まるで大海のように大きく雄大なラ・プラタ川。その風景は河川敷というより、海岸といったほうが適切なように思えます。モンテビデオの旧市街には、18世紀に建造された要塞の跡がぽつぽつと残っています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
ウルグアイではラ・プラタ川沿いに延びる大通りのことを、「rambla(ランブラ)」と呼びます。遊歩道やランニングコースとしてだけでなく、家族や友人らとの時間を思い思いに過ごすための大切な場所でもあります。旧市街の南、ランブラ・スールと呼ばれるこの辺りでは、スポーツフィッシングが盛ん。汽水域に当たるので、きっといろんな魚が釣れるんでしょうね。

(画像=『たびこふれ』より引用)
古い灯台のようなこの建造物、実はモンテビデオ市内の下水道の換気のための煙突なんだとか!

(画像=『たびこふれ』より引用)
お気に入りの椅子とマテセットを持参して、夕暮れ時をのんびり過ごす老夫婦。何気ない日常に、ウルグアイの人々の心の余裕を感じます。

(画像=『たびこふれ』より引用)
ムヒカ元大統領は日本でのスピーチでモノを所有することの弊害や、本当に必要なモノだけを持つことの大切さを説いたといいます。家族や友人とランブラに集い、ゆったりとした時間を過ごすモンテビデオの人々を見ていると、その意味が分かるような気がしますね。
ラ・プラタ川に沈む見事な夕陽。今日も穏やかな1日が終わろうとしています。
文・写真・原田慶子/提供元・たびこふれ
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